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第八十二話

「仕方ない、マーサが来るまでお茶会でもするか」

そう言ってお茶会セットを目の前に出す。

4人のメイドは困惑。武器が出てくる訳でもなく、いきなりテーブルと椅子が出てきたのだから。


「今日は私がもてなしましょうか?本職のメイドさんに比べたら劣るかもしれませんが」

そう言ってローレライは給仕係として動き始める。

テーブルに椅子を6つ置いて、メイドに座るように促す。


「いや・・・我々はお茶を飲むつもりはありません。侵入者であるあなた達を排除しなければ」

リーダー格のメイドの困惑は話し方でもわかる。


「まあまあ、せっかくの紅茶が冷めるので」

魔力念糸で4人を拘束し、強制的に椅子に座らせる。

何も出来ずに武器を取り上げられ、挙げ句には椅子に座らされている。4人のメイドは何も出来ないため恐怖でしかない。


「マーサのメイド達は優秀だけど、もう少し柔軟に対応して欲しいね」

紅茶を飲みながら一息つく。


「不法侵入したこっちが悪いから仕方ないんじゃない。そもそもエロフが転移先を間違えたのが原因だしね」

ソエルはローレライをからかう。


「転移先のポイントが甘かったのは認めますが、緊急事態だったので」

給仕係になっているローレライは少ししょんぼりしている。

紅茶だけだと寂しいので、空間収納の中に入っているお菓子を探すとほとんど残っていない。

空間収納の中に部屋を作っているソエルがつまみ食いしている感じがする。


「少ししかないけど、これ食べようか」

メイド達の前にもお菓子を出す。


「ローレライもおいで」

そう言って給仕係に徹していたローレライを魔力念糸で抱き寄せる。

椅子に座っている状態でのお姫様抱っこになっている。

ソエルがずるいずるいと抗議するが、給仕係をやってくれたローレライにもご褒美は必要だ。


「スノウ様、嬉しいのですが恥ずかしいです」

部屋では気にしないのに、外で甘えることに慣れていないローレライの真っ赤な顔が可愛い。

ギャーギャー騒いでいたソエルもローレライの上に乗って来ようとするが、ローレライの抵抗にさすがに諦めたようだ。

メイド4人は副ギルド長ローレライのメロメロの一面を見て恥ずかしそうな顔をしてしまう。

主がお姫様抱っこして、お菓子を直接口の中に入れているのだ。


「お菓子食べないと同じようにするよ」

メイドの4人は諦めて目の前のお菓子をつまむ。

日頃食べないお菓子だったのか、メイド達は幸せそうな表情になっている。


「さて、そろそろかな」

そう呟くと首元にナイフが突き立てられている。

自分以外は反応できていない。


「うちのメイド達を誑かして、悪い女性遊びに目覚めましたか?」

メイド長マーサが登場した瞬間だった。


皆さんこんにちは。昨日の投稿は本来は今日の分と一緒に投稿すればと反省しております。

個人的に好きなメイド長マーサの登場です。今後も楽しみにして頂けたら。

またタイミング見て投稿します。よろしくお願いします。

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