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第七十七話

ベッドの上はダンジョンと違う戦場だった。

愛する人と一緒にイチャイチャする状態ではなく、彼の命を繋ぎとめるために必死で回復魔法と魔力の委譲を続けていた。

ローレライ1人では持って1日程度、ソエルが参戦したことでスノウはミイラ化する危険を回避出来ていた。


「スノウが休眠状態に入って何日?」

ソエルは自分が空間収納の中に居た期間を含めて、休眠状態の残りの日数を計算したかった。


「私が保護して5日間。あとは長くて2~3日間くらいだと思います」


「彼の中から声は聞こえなかった?中に神がいるのよ」

ローレライは意味が分からなかった。


「声は聞こえませんでしたけど、神って?」


「ストーンアントと魔王の討伐クエストの報告は聞いていないの?」

スノウはクエストが終ると必ず副ギルド長であるローレライに報告する。


「ギルドに戻られた際に、魔女の救出クエストに巻き込まれてしまって。報告を聞く前に休眠状態になってしまったんです」

魔女のアイシャ関係か・・・やはりあの女は助けるべきではなかったか。

ソエルはストーンアントの討伐クエスト、魔女のアイシャの救出、皇帝クラスのクイーンと魔王と戦ったことを話す。

その際に一度彼は死にかけた。戻ってきた時には白翼族の特徴と中に神が居たことも話す。

魔力を委譲しているため、神が魔力の供給不足で表に出てこないとは思えない。

スノウの中できっと何かしていると感じる。


「鑑定してみて、スノウの状態と種族はどうなっている?」

ベッド上の彼は黒髪ではなく、いまは白髪なのだ。急激な肉体の変化で白く変化してしまった可能性もあるが、魔王討伐した際は白髪だった。


「虚弱状態は安定。種族は人族/白翼族/※※※で私の鑑定では見れない所がありますね」

とりあえず命の峠は越えたようだ。

ただ※※※が何なのかは気になる。


「少し休憩するから、変わって」

ローレライと変わり近くにあった軽食をつまみながら、テーブルに置いてあった雑誌月刊冒険者ギルドを見てしまった。


「ロ・・・ローレライさん、これはどういうことかな?」

休憩に入ったはずなのに、怒り状態で部屋の空気がオーバーヒート。ローレライは後ろを怖くて直視できない。


「説明をさせてください、髪を引っ張らないで。ちょっと待って待って、嫌ああああ」

ローレライの髪がぐしゃぐしゃに、顔には猫に引っかかれたような傷跡が・・・。

彼の命を繋ぎとめるための回復は継続しているが、土下座姿の無防備な状態でなすがままにソエルからお灸じゃすまないヤキを入れられました。

背中には泥棒猫(痴女エルフ)、エロい体、色んな悪口を書かれた張り紙を着けられている。

酷い・・・酷い・・・エルフの恨めしいつぶやきが聞こえる。


「私がスノウの正妻で守護者なのは変わらない」

エルダーエルフでも敵わない存在が横にいた。


皆さんこんにちは。昨日の夜に小説を更新して、今日も書いてました。

本当に不定期掲載になってきました。時間があるうちに小説を書かないと、4月まではリアルが忙しくなりそうな予感です。

大好きな珈琲を飲みながら、この小説が色んな方に見て頂けるように頑張りたいと思います。

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