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嫌われ者始めました〜転生リーマンの領地運営物語〜  作者: くま太郎


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177/200

嫌われ者始めました

これにて嫌われ者始めました完結です。打ち切りに伴い早足になりましたが、なんとか完結出来ました。

グルウベや本星の事は、俺と谷の胸にしまっておく事にした。ちなみにグルウベを脅し……お話しをして、ピュリアはブレイブに操られていたから無罪としてもらえたのだ。

 そう、誰がどう考えても俺が世界を救った英雄だ。


「仕事が終わんねー!なんで俺が戦後処理をしなきゃいけないんだよ」

 グルウベ皇国は解体。三国が分割して統治する事になったのだが……その処理が膨大だ。


「仕方ないでしょ。今回の活躍が認められて、晴れてあんたは公爵に任じられたんだから……もうひと頑張りでしょ。公爵様」

 お茶を淹れて来てくれたカリナが励ましてくれる。ちなみに領地は本領を吸収合併して増やした……そしたら仕事も増えたと。


「はいはい、頑張りますよ」

 ドンガのプロポーズに触発されたのか、サンダ先生とミューエさんが結婚。谷とアニエスが正式に婚約。ボーブルは結婚ラッシュで沸いていた。

 

「そう言えば、マリーナ達元気かな?」

 カリナに本星の事を伝えていないから、心配なんだと思う。


「大丈夫だと思うぜ……どんなに苦しくて辛くても、隣を歩いてくれる人がいれば頑張れるもんさ。俺が保証する。お前がいてくれるから、俺も頑張れるんだぜ」

 あの二人なら、どこにいてもお互いを支えあっている筈。


「いきなりどうしたんだい?仕事のし過ぎで疲れた?」

 カリナが照れ笑いを浮かべる。


「ブレイブと戦っている最中に思ったんだ……俺には心から大切だって言える人がいるんだって……カリナ、俺と結婚してくれ。俺はお前がいてくれたら、頑張れる」

 カリナは顔を真っ赤にしながら、最高の笑顔で頷いてくれた。


青森県弘前市にある榕木家に男の子が生まれた。父親は、数年前に死んだ弟の名前にあやかって丈治と名付けた。

 何故なら榕木家全員の夢に、巨大な猫が現れ“この子は丈治の生まれ変わりや。やから丈治って名前にせい。そうすりゃ、絶対に幸せになるで”と告げたのだ。

 事実、その子は丈治と瓜二つであった。

 丈治が生まれて数日後、隣の家に女の子が生まれる。

 女の子は真里菜と名付けられ、成長すると誰もが振り向く美少女に成長した。真里菜は大勢の男に言い寄られたが、首を縦に振る事はなかったという。

 何故なら、彼女が好きなのは幼馴染みの男の子丈治なのだから。本来は前世で結ばれる筈であった正に運命の人なのだ。

 そして二人には、前世の記憶があった。


「真里菜、キミテ2に隠しエンディングがあるって知っている?」

 キミテ2、その圧倒的なリアルさから世界的ヒットとなったゲームである。このゲームには丈治の叔父である丈治も携わっており、会社の社長から多額の謝礼が支払われた。

 死んだ人間の名前を付ける事に反論する者がいなかったのは、こういう事情もあったのだ。


「……私、そのゲームあまり好きじゃない」

 真里菜にとってキミテは黒歴史の様な物だ。ジョージを一方的に嫌いまくるのだから。


「ジョージに友好度が上がるアイテムを使いまくると、実はジョージはグルウベ様に頼まれてピエロ役を演じていたってなるんだよ」

丈治は穏やかに笑うとエンディングタイトルは“嫌われ者始めました”なんだよと恋人に伝えた。


読んで下さった方に感謝を申し上げます


新作のモブリーマン奮闘記もよろしくお願いします 嫌われ者始めましたを読んだ方なら?

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― 新着の感想 ―
[良い点] お疲れ様でした!非常に面白かったです。
[一言] おもしろぃ
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