"ホルモン"披露
翌朝。
(セツナ・ササキ)
ゲイルぅ、落ち着いて聞いてね。
寝ている間にゲイルの赤ちゃんできちゃった(照)
(門兵 ゲイル 熊獣人)
できねぇ〜よ!何もやってねぇ〜よ!!
(セツナ・ササキ)
意気地なし(上目遣い)
(ゲイル 熊獣人)
なんでだよ!しねぇ〜よ!
(セツナ・ササキ)
ええぇぇぇっ!!!
(ゲイル 熊獣人)
お前な……
で、これからどうすんだ?
(セツナ・ササキ)
ゲイルと姦る(照)
(ゲイル 熊獣人)
姦らねぇ〜よ!
(セツナ・ササキ)
なんで(涙目)
(ゲイル 熊獣人)
今から仕事だ。
(セツナ・ササキ)
いってらっしゃい、あなた♡
(ゲイル 熊獣人)
あなた♡じゃねぇ〜!!
って、マジでどうすんだ?
(セツナ・ササキ)
どうしよう?
(ゲイル 熊獣人)
考えてねぇ〜のかよ!
(セツナ・ササキ)
とりあえず来てみたから。
でも、ボクのステータス見れたんなら、この国に居るのが正解だと思う。
冒険者でもするかな。
(ゲイル 熊獣人)
まあ、あのステータスが分かれは、国は放っとかないだろうしな。
(セツナ・ササキ)
女王様に会った方が良いと思う?
(ゲイル 熊獣人)
どうだかなぁ……
たしかに戦争中だから、戦力は欲しいだろう。
しかし、ゲルド王国には押しているしなぁ。
イステリア帝国とは五分五分というか、睨み合ってるだけだ。
(セツナ・ササキ)
なんで戦争してるの?
(ゲイル 熊獣人)
詳しくは知らんが、ゲルド王国が"人族至上主義"とか言って、戦争ふっかけてきたらしい。
まぁ、こんな片田舎の下っ端門兵には関係ないがな。
(セツナ・ササキ)
徴兵とかは?
(ゲイル 熊獣人)
軍が人手不足になったらあるかもな。
今んところ、間に合ってるみたいだ。
傭兵の募集で充分らしい。
(セツナ・ササキ)
そうなんだ。
じゃあ出番ないね。
(ゲイル 熊獣人)
一言にそうとも言えんぞ?
さっさと終わらせるのにはもってこいの戦力だからな。
やっぱ、戦争は早く終わるにこした事はねぇ〜からな。
(セツナ・ササキ)
戦争特需とかで儲かってるとか。
(ゲイル 熊獣人)
そりゃ、武器商人や消耗品や食料品を扱う商人は儲かってるだろうよ。
ただ、品不足で価格が高騰してるとは聞かねぇ〜な。
まぁ、価格が上がってるのは確かだが、そこまで困ってるとは聞かねぇ。
押してるって事は、現地調達もできてるんだろう。
(セツナ・ササキ)
奴隷がとれて、食料自給がかなりできていると。
(ゲイル 熊獣人)
細けぇ〜事は分かんねぇ〜が、そうじゃねぇ〜か?
(セツナ・ササキ)
なるほどね。
となると、より何したら良いか分かんないな。
(ゲイル 熊獣人)
気楽に過ごしゃ良いんじゃねぇ〜か?
種族変えれるんだ、溶け込んで誰も何も言わねぇ〜だろ。
(セツナ・ササキ)
じゃあ、ここで冒険者するかな。
ゲイル、ご飯付き合ってね。
(ゲイル 熊獣人)
構わんが、酒は控えろ。
(セツナ・ササキ)
はーい。
という事で、片田舎の町で冒険者をする事になったセツナ。
早速冒険者ギルドに行った。
(セツナ・ササキ)
お母ちゃ〜ん、何か用事あるぅ〜??
ガンガラガッシャ〜ン
そこに居た全員がズッコケた。
ギルド職員はカウンターで顔を打つ。
(ギルド職員 狐獣人)
お、お母ちゃん?!
(セツナ・ササキ)
いや、何かクエストあるかなと。
(ギルド職員 狐獣人)
ま、まぁ、あるにはありますが。
(セツナ・ササキ)
何ぃ?
(ギルド職員 狐獣人)
ファイアウルフの特上品が欲しい。
ファイアベアの特上品を見たお貴族達から注文が入った。
(セツナ・ササキ)
分かった、狩ってくる。
(ギルド職員 ミア 狐獣人)
私、ミアって言うの、覚えてくれたら嬉しいわ。
セツナの買取りは私が担当するから。
(セツナ・ササキ)
分かった、よろしくね、ロザンヌ。
ゴン!カウンターで頭を打ったミア。
(ギルド職員 ミア)
ミアだよ!
(セツナ・ササキ)
ロベレスタマリン?
(ギルド職員 ミア)
なんでよ!どんな耳してたらそう聞こえるのよ!!
(セツナ・ササキ)
分かった、ミケ。
(ギルド職員 ミア)
ミアよ、惜しいよ!
(セツナ・ササキ)
はーい、ミア、よろしくね。
(ギルド職員 ミア)
だから……いや、合ってるわ。
と、一連のお決まりをしたところで、ファイアウルフを狩りに行くセツナ。
(セツナ・ササキ)
おっと、居た居た、ファイアベア。
いや、ファイアウルフだセツナ。
なんか企んでるだろ。
(セツナ・ササキ)
これのホルモン、食べれないのかな?
解体した時に調べてみよう。
そう言うと、両方を狩ってギルドに戻る。
(ゲイル 熊獣人)
おっ、おかえり。
どうだった?
(セツナ・ササキ)
バッチリ!
ファイアウルフの特上品の注文だから、ファイアベアを狩ってきた。
(ゲイル 熊獣人)
それ、ネタか?
(セツナ・ササキ)
うん!
両方とも狩ったし(微笑み)
(ゲイル 熊獣人)
ギルドのヤツの顔が浮かぶぜ(笑)
という事で、ギルドに行った。
(セツナ・ササキ)
女将さぁ〜ん!まいどぉ〜!
ガチャゴンドシャ〜ン!
一斉にズッコケる冒険者とギルド職員。
(ギルド職員 ミア)
あ、あのね……
(セツナ・ササキ)
ファイアベア一丁!!
(ギルド職員 ミア)
・・・は?
クエストはファイアウルフよ?
(セツナ・ササキ)
ええぇぇぇっ!!!(涙目)
(ギルド職員 ミア)
はぁ……
(セツナ・ササキ)
両方とも狩ってきた。
(ギルド職員 ミア)
あるんかよ!!
という事で、裏の解体場に行く。
(セツナ・ササキ)
内臓も取ってくれる?
(ギルド職員 ミア)
は?そんなゴミをどうするの?
(セツナ・ササキ)
調べるんだ。
(ギルド職員 ミア)
は、はぁ……
内臓をもらい……
(セツナ・ササキ)
【鑑定】
やっぱり!
(ギルド職員 ミア)
どうしたの?
(セツナ・ササキ)
これとこれ、こことこことここ、食べられる。
(ギルド職員 ミア)
は?ゴミが?
(セツナ・ササキ)
新鮮で、しっかり下処理すればだけどね。
やってみよう。
そう言うと、セツナは切り分けて下処理しやすい大きさに切り分け、念入りに下処理した。
(セツナ・ササキ)
これをね……
バーベキューセットをポチり、炭を入れて焼く。
タレもポチッていた為、タレ焼きにする。
鍋とモツ鍋のスープもポチッたから、モツ鍋もつくる。
スープと野菜はチケット無しでポチれた。
(セツナ・ササキ)
タレはチケットが要るんだ……
まぁ、チケットいっぱいあるし。
日課のチケット量産は、クエストが終わるとやっていた。
魔法で簡単に見つけ仕留める。
時間はあるからだ。
(ギルド職員 ミア)
なんか良い匂いがする。
(セツナ・ササキ)
でしょ、美味しいよ。
(ギルド職員 ミア)
そうなの?
出来上がったので試食する。
(セツナ・ササキ)
うん!この味!やっぱりね。
はい、どうぞ。
ミアに取り分けるセツナ。
(ギルド職員 ミア)
ホントに?ホントに大丈夫?
(セツナ・ササキ)
うん、大丈夫。
度胸一発、食べてみるミア。
(ギルド職員 ミア)
!?!
(セツナ・ササキ)
でしょ。
(ギルド職員 ミア)
お、美味しい!!こんなの捨ててたの!!
(セツナ・ササキ)
ギルドのメニューにどう?
(ギルド職員 ミア)
早速ギルマスに相談してくる!
そう言うと、ミアはギルマスのところへ行った。
(ギルドマスター 鬼族)
はぁ?ゴミが美味い?
お前、正気か?
(ギルド職員 ミア)
ギルマスも食べてみてください!価値観変わりますよ!!
(ギルドマスター 鬼族)
で、どこにあるんだ?
(ギルド職員 ミア)
裏です、セツナさんが調理してます。
(ギルドマスター 鬼族)
なら、料理長も連れて行く。
そう言うと、料理長を引き連れてセツナのところにやってきた。
(ギルドマスター 鬼族)
ゴミが美味いんだって?
(セツナ・ササキ)
これだよ。
異世界鉄板、ホルモンがゴミ!
(ギルドマスター 鬼族)
異世界??まぁ良い、食わせてみろ。
(セツナ・ササキ)
はいはーい、ホルモン一丁!
そう言うと、焼きたてのホルモンを渡した。
(ギルドマスター 鬼族)
確かに良い匂いだな、食欲が出る。
そう言うと一つ食べた。
(ギルドマスター 鬼族)
!?!
なんだこれ!めちゃくちゃ美味ぇ〜ぞ!
こんな美味いもん捨ててたのか!!
(セツナ・ササキ)
新鮮で、念入りに下処理したら食べられるんよ。
食べられないのもあるから気をつけないとだけど。
(料理長 鬼族)
教えてくれ、新メニューとして出す!
(セツナ・ササキ)
良いよう。
そう言うと、セツナはファイアベアを"鑑定"して食べられる部位を教えた。
(セツナ・ササキ)
獲物によるかもだから、気をつけてね。
(料理長 鬼族)
なら、一通り狩ってくれ。
流石にオークやゴブリンは食う気がせんがな。
(セツナ・ササキ)
人型はやめよう、なんか吐き気がする。
(料理長 鬼族)
あゝ、そうだな。
(セツナ・ササキ)
あまり小さいのも効率が悪そうだし……
いや、ねきり鳥は食べれるとこはあるか……
ホーンラビットとかは流石に分かんない。
(料理長 ガイン 鬼族)
とりあえず調べよう。
オレはここの料理長のガインだ、よろしくな。
(ギルドマスター ダナン 鬼族)
ギルマスのダナンだ。
しかし、そんな知識、どこで覚えたんだ?
(セツナ・ササキ)
内緒♡
(ギルマス ダナン)
まぁ、深くは詮索しないのが冒険者の流儀だ。
犯罪者じゃなきゃ言わなくて良い。
とりあえず狩ってみたが、他も同じように食べれた。
ホーンラビットは小さ過ぎなのでやめた。
ねきり鳥については軟骨にせせり、手羽先、砂肝、ハツにレバー、骨せんべいと意外な食べられる部位にびっくりしていた。
(料理長 ガイン)
ねきり鳥にこんなに食える部位があるとはな。
しかも美味い。
ロックボア、ファイアウルフ、ファイアベアの内臓は美味かったな。
(セツナ・ササキ)
でしょ。
他はその度に見てみないと分からないから、それまでは食べないでね。
(料理長 ガイン)
あゝ、ホーンラビットはやめとこうとなったしな、分かった。
という事で、ギルドの食堂に新メニューが追加された。
(ゲイル 熊獣人)
なんかギルドの食堂に新メニューができたんだって?
(セツナ・ササキ)
うん、美味しいよ、食べない?
(ゲイル 熊獣人)
そうだな、今日はそれにするか。
今日はギルドの食堂で晩ご飯を食べた。
(ゲイル 熊獣人)
ほう、これが内臓ねぇ〜。
こんなに美味かったのか。
(セツナ・ササキ)
でしょ!絶対そう言うと思った。
焼きホルモンにホルモンの野菜炒め、ホルモン鍋を注文していた。
(セツナ・ササキ)
他にもねきり鳥のもあるから、それは今度食べようね。
(ゲイル 熊獣人)
分かった。
で、寝床はあるのか?
(セツナ・ササキ)
無くはないんだけど、どうしようかな……
(ゲイル 熊獣人)
またオレんとこ来るか?
オレも寝るだけだしな。
(セツナ・ササキ)
お風呂は?
(ゲイル 熊獣人)
大衆浴場だが、金がいるぞ?
(セツナ・ササキ)
それぐらい出すよ、宿代の代わりね。
それにこれらはボクが狩ったんだし。
ちゃんとクエストこなしてたら大丈夫だから。
(ゲイル 熊獣人)
分かった。
その代わり、メシは交代な。
昨日はお前が奢った、今日はオレが奢る。
(セツナ・ササキ)
うん、分かった。
という事で、セツナとゲイルは大衆浴場に行った。




