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ネクタイ
「これは、近代の同性愛排斥の集会の演説してる写真なんだけど、彼の名前はジョン・コリッテ。でも残念ながらこの後彼は集会の人間から袋叩きに合って、同性愛者からは絶大な指示を得てしまうんだ。何故だと思う?」
「彼も同性愛者だった?」
「全然違うよ!!」
「うーん、なんだろう。わかんないや」
「正解はね、虹色のネクタイを着けて演説したからなんだ」
「そうなの!?」
「同性愛者のシンボルマークを着けて演説してたらそりゃ袋叩きに合うって話だよ」
「でも、何故彼はそんな物を?」
「当日、彼のネクタイが丁度洗いに出していて、雇っていたメイドに声をかけたんだ。ネクタイ切らしてるから代わりをくれってね」
「へえ、よかったじゃん。一件落着だね」
「ところがどっこい、彼女の部屋には丁度パーティーグッズしか置いてなくて、彼女は咄嗟に主人に虹色の布切れを渡したのさ」
「ネクタイですらなかったの!?」
「ぞれを渡したジョン・コリッテは何て言ったと思う?」
「バカヤローとか?」
「全然。気づいてないから、彼はこう返したんだ。チョー気が利いてる。流石~つって会場に気分爛漫で赴いたのさ」
「そりゃ袋叩きにも合うね!!」




