56話
次ラナのプルガトリグングニルが当たればあいつは倒せる。
倒せなくとも何もできなくレベルで追い込めるはずだ。
回復されたらその現状もどうなるかわからない。
俺とメタノイアが魔力の温存をやめれば隙はできるかもしれないが、吸収が防げなくなる。
おそらくだが物は吸収できない。
吸収できるのは魔力、そして生命力だけ。
魔法か、俺たちの体を使って吸収を防ぐことになる。
レックスが吸収を使おうとしてから実際に使えるようになるまで少しの間がある。
だから一瞬なら仕掛けても平気だ。
「そういやその技って物とかでも吸収できるのか?」
「どう言うことだい?」
「さっきから吸収してるのは魔法と生物だけみたいだからな」
「生物については君たちが避け続けるせいで試していないし、魔獣を生物と認めたくはないがそうなるな」
「じゃあ投げられた剣とか防げないのか」
「流石に基本は避けられるからね」
やっぱりものを吸収させて防ぐのは無理か。
魔力を込めたものならいけたりとかするのか?
こいつのことだから何か試してそうだがわからん。
「魔力がこもったものでもか」
「ああ俺もそれは試したが無理だった」
「生物の吸収にはあんまり詳しくないのに、ものの吸収については詳しそうね」
「ああ、服を吸収して出せば着替えの手間が省けると思って少し試行錯誤してたからな。貴族の服って無駄に装飾が多いのとかあって何気に大変なんだ。あと金を増やせれば大金持ちになれると思って試したことがある」
こいつは楽するためにあの能力を使おうとしてたのか。
戦いじゃ強いけどあんまり日常では役に立たないのか。
読んで頂きありがとうございます。
ブクマや評価、感想を下さると幸いです。
この作品は小説家になろうとカクヨムにて投稿しております。
Twitter(現X)
https://x.com/NiaN_kami




