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朱夏  作者: NiaN


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54/58

54話

俺はラナに少し近づき引っ張っていたメタノイアをラナに向かってぶん投げる。

そしてレックスの蹴りをいなし、ラナたちに近づけさせないように

する。

ラナが俺の意図に気づいてくれればいいが。

まあ気づいてくれたとしても、魔力的に2人同時に強化系魔法やらマジックバリアやらを使うことができるかってところではある。

マジックバリアの方は防ぐ時に魔力を使うだけらしいからなんとかなるとは思う。


「よそ見してる場合かな」


レックスがラナたちの様子を見ている俺に攻撃を仕掛けてくる。

俺の意図にラナが気づいているのならだが、レックスが俺を狙っているならラナたちもやりやすいはずだ。

だがこのままだとまずい。


「◼️◼️ド・・・」


吸収されそうと言うタイミングでメタノイアがレックスの顔に跳び膝蹴りをかます。


「助かった、メタノイア」

「どういたしまして」

「くそっ、逃したか」


俺がメタノイアに感謝を告げている横でレックスが切れているのが目に入る。


「メタノイア、あなたはマジックバリアの仕様を覚えているでしょう?あんまり攻撃に当たられると困るからよろしくね」


マジックバリア、と言うことは俺の意図に気づいてくれたみたいだ。

強化系魔法もさっきの跳び膝蹴りを見るに使ってくれているみたいだ。

使ってなければレックスも対応できたはずだ。


「吸収に気をつけろよ」

「大丈夫だ、その辺の話はちゃんと聞いてた。さっきまでの俺がラナに強化系魔法をかけてもらってなかったから狙いやすかったんだろ?」

「気づいていたなら自分で動いてくれたら助かったんだが」

「あんな雑に引っ張られたら動けるわけないだろう」


メタノイアが来たことで吸収は阻止しやすくなったはずだ。

1人増えた分やレックスから見てもチャンスが増えたと考えるべきか?

いや、それは俺たちの動き次第か。


読んで頂きありがとうございます。

ブクマや評価、感想を下さると幸いです。

この作品は小説家になろうとカクヨムにて投稿しております。

Twitter(現X)

https://x.com/NiaN_kami

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