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37話:関西高度臨床検査センターのその後1

 これで博多高度臨床検査センター稼働し始めて安心したので丹沢先生が今迄の

人脈で頼りそうな大学時代の友人が大阪の大きな病院の副院長になっていることを

突き止めて面会する約束を取り付けた。その先生は矢島剛一という頭も切れるが

それ以上に弁舌の建つ、出生が早そうな医師だったが予想通り40歳台で大病院の

副院長におさまり院長を虎視眈々と狙っていて大阪医師会でも若手の顔役のだった。


 2019年3月30日丹沢先生が新大阪のホテルについて荷物を置いて指定された

場所に行くと、まるで俳優のような衣装を着てキザに帽子をかぶって矢島剛一が

待っていた。久しぶりのあって丹沢先生が矢島先生に若作りの格好して、いまでも

飲み屋の姉ちゃんにもてるのだろと言うと、まーそんなとこからと笑った。

矢島先生は丹沢に向かって相変わらずセンスのない野暮ったい格好だなと行くと

俺は昔通り格好なんて気にしない中身で勝負だと言うと、それにしても、

ふけたなーの一言には内心、落ち込んだが、そんなことはおくびにも出さず

元気そーに振る舞い、どこ行くというと、ついてこいといわれ行くとカウンター

バーへ行き奥の方のに座った。ここなら聞こえにくいだろうから小声で話そう

というので了解した。


 ところで相談てなんだと矢島剛一が質問するので高度臨床検査センターの件だ

というと首都圏で随分、増えてるそうだねと言い、確かに患者さんに取っては

便利だが医者には、いまいちかなと言った。と言うと丹沢が矢島に聞くと開業医

でも人気がなく患者が少なくて困っている内科では最新鋭の医療機器を備えて多く

の検査を医者仲間から集めて食いつないでる医者も少なくない。その息の根を

止めようというのかと笑いながら言った。


 しかし、患者さんには医療費の増大に繋がって好ましくないじゃないかと言うと

、笑いながら、お前は、いつから医者の味方を辞めて患者さんや左翼系の人間の

味方をするようになったのかと強い口調で言った。いや、どっちの味方をしている

つもりはなく医療費や患者の利便性を考えているのだと言い返すと、そうか、

正義の味方だとでも言う訳かと笑いながら言った。そんな、たいそうな意味は

ないよと言うと、何か東京に染まったしまったなと、丹沢の顔をまじまじと

眺めた。


 まー良いや、ところで相談というのはと矢島が聞くので、大阪に高度臨床

検査センターを作りたいのだが、その方法についてと、注意点、君の意見の

アドバイスが聞きたいのでやってきたというと、それなら、今まだ話した事が

すべてだ。俺は丹沢の意見に反対だ。そう、冷たいことばかり言うなよ、もし

実行するとしたら、どうすべきかのアドバイスといい直すと、にゃっと笑い、

これで、丹沢が、俺に会いに来た理由がわかったよと言い、じゃー答えると言い、

まず、現在、さっきも言った様に大阪医師会では、貧しい医者の首を絞めるような

高度臨床検査センターの必要性を認めないだろう、また、多分、いないと思うが

、そんな正義の味方・月光仮面の様な医者がいたとしても反対者の圧力で

潰される。

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