30話:丹沢先生の博多医師会での講演と反応3
次の質問が適応以上に金儲けのために検査行為をして問題になった事例はないか
との質問で、ないと答え、厚生省も医療費の赤字に頭を抱えているので注意深く見て
いるので漏れはないと言った。その次の質問で100万人規模の都市で、この
システムを導入しようとして、できなかった事例はないかとの質問の時、静岡の
佐藤さんが手を上げて、実は静岡市で7年前に高度臨床検査センターを実現しよう
と設置委員会まで作って活動したのですが予想される収支のシュミレーションで
赤字になる事、つまり破綻が予想されたので断腸の思いで断念したと答えた。
へー100万人都市でも駄目なのと驚いた様に質問者が言った。補足になり
ますが、その時のシュミレーションで、黒字になると考えられたのが、神戸、
大阪、京都の阪神エリア、博多と北九州の九州エリアの2ヶ所だけだったと答えた。
この話を聞いて会場は博多はいけるのかと言う声が数カ所からあがった。
しかし関西は商売には厳しいので莫大な費用をかけて30年の長い期間をかけて
リスクを負う人がいないのかも知れませんねと言うと。会場は静まりかえった。
その次の質問で、ソーシャルレンディングで広く浅く集めるやり方はいける
のじゃないですかと若い医師が言った。すると丹沢先生が、実は、それに一番期待
しているのですと言った。インターネットやスマートフォンで気軽に投資し、配当を
もらい続けるというシステムは米国のミレニアム世代の人達が早くミリオ・ネラー、
100万ドル以上、日本円で1.1億円以上を貯めて、その利子が4%で1年間に
440万円の年金にプラスすれば比較的楽な老後を過ごせるという考え方が広まって
、投資信託と同じ様にソーシャルレンディング利用している人が多いと聞きますと
言うと、どよめきが起きた。
すると、ソーシャルレンディングの会社の堂前社長が手を上げて、まさに彼が
言った通りで、ソーシャルレンディングはただ単に金儲けだけでなく、社会福祉
という側面を持った年金代わりに配当をもらい、世のため人のためになると言う
一挙両得の側面が一番の売りですと、大きな声で情熱的に訴えた。すると、へー、
そうなんだとやっと理解できたという人まであらわれた。
議長が時間も押してきたので、この後、質問ある人は、聞きたいことを聞きたい
人の所へ行ってもらい、この会議は、とりあえず終了とさせていただきますと
宣言した。時は、既に22時半を過ぎていた。その後、一番、質問があったのが
、意外にもソーシャルレンディングの会社の堂前社長の所だった。
講演をしてくれた丹沢先生のところには、泉田鈴江さんのお父さんの田丸徳一
さんと、博多医師会・会長の石動昇平先生が来て貴重か講演、本当にありがとう
ございましたと言い、これから、一席設けていますので是非、どうぞと連れて
行かれた。泉田夫妻と佐藤さんた後片付けをして、資料を整理して、忘れ物が
ないか点検し使用した機材を元の場所に戻していた。




