表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦場からお持ち帰りなんですか?  作者: satomi


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
8/8

8.最終話 その後の私達


 その後、アビーはブラッドフォード王太子殿下と婚約し、王太子妃教育を修め、正式に王太子妃として婚姻した。

 二人の結婚式は慎ましかった。というのも、二人は戦争の上に出会いがあるわけで、戦争で多くの犠牲者が出たというのに派手な挙式はいけないとアビーが進言したらしい。

 それを両陛下、及び王太子殿下が受け入れ、この度の慎ましやかな挙式となった。


 私は列席を許可されたが、ベンは許可されなかった。

 なんでも、私がいない時に私の家を訪ねたそうで……。理由が恐らくアビーの捕獲。

 そうなると、とてもじゃないが列席などできない。



 スピード挙式となったので、アビーはマーメイドラインのウエディングドレスを着ている。非常に美しいと思う。元が美人だからね。王城で磨かれたんだろう。キラッキラ。

 通常はバージンロードを歩いたりするんだろうけど、そこもすっ飛ばし、いきなり宣誓。

「病める時も……」

「「誓います」」

 いろいろすっ飛ばし過ぎだと思うけど、二人が幸せそうなのでいいです。


 フラワーガールとかが花びらを散らすんだろうけど、「もったいない」と却下。

 ごく普通に歩いて馬車に乗り王宮に戻った。



 ただ……これはパスできない。

 王城のベランダから二人で国民に手を振る。

「ありゃ、エミーちゃんが連れてきた別嬪さんは王太子妃さんだったのかい」

「俺も知らなかった。知ってたらもっとサービスしたんだけどなぁ」

 との声が私の耳に聞こえてくる。()()サービスしてくれればいいのよ。

 あ、でも王城暮らしだから市場に行くことないなぁ。残念。


 なんでも早ければいいってもんじゃないのよ?

 新婚さんが新婚数カ月で妊娠した。早いって。王太子殿下だってもうちょっと新婚を謳歌したかったんじゃないかなぁ?

「今から赤ちゃん語で私のお腹に向かって話しかけてるのよ?」

 まだソラマメサイズだと思うけど?王太子殿下が赤ちゃん語?

「え?王太子殿下が「君は男の子でちゅか女の子でちゅか?」とか言ってるの?」

「そうなのよ」

 アビーは笑うけど、私にはかなりカルチャーショックレベルのダメージが……。

 会話でわかったと思うけど、私は皇后さま付きの侍女から王太子妃付きの侍女になった。王太子様はアビーに護衛を二人つけている。男性と女性の二人の騎士。

 二人の騎士が王太子様の赤ちゃん語でダメージを受けている。相当お強い方だとお聞きしてるんだけどなぁ。


 その数か月後、アビーは男の子を出産。陛下と王太子様は男泣き。二人とも皇后さまに怒られていました。名前はフレドリックにしたそうです。フレドリック王子は皆に愛されて育ちました。



 それはさておき、アビーの妊娠中に私、エリーも結婚を致しました。相手はアビーの護衛をしている騎士です。名は、ジェラルド=オードリーです。貴族なので、私のような平民…と思ったのですが、ご家族もそんなことは些末な事と気にも留めないようなので、結婚を決意しました。二度目の結婚となり、貴族なら、キズモノとなる私ですが、それでも受け止めてくれるので私は大丈夫です!それと浮気は許さないという事も伝えてあります。私の結婚自体、王太子夫妻・陛下夫妻の後押しがあるので、浮気をしたら、社会的にも物理的にも抹殺されるでしょう。フフフ。




エリーちゃんが強くなってる~。なんだか怖いよ~!!

2人が幸せになれたのはとても嬉しいです!


拙作を最後まで読了ありがとうございます‼

感想・評価・下のほうにある☆・いいね などお待ちしております!

なんでしょう?存在する誤字報告もお待ちしております!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
無事にアビゲイルは、フォード王太子殿下と婚約・婚姻の運びになってんだね。只、戦争があっての婚姻の為、アビーの進言で質素に。その後、御子も授かり幸せにか^o^。エリーは、エリーでアビーの護衛を務めてる貴…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ