001 理不尽な世界
こんにちは
作者の人です
なろうで作品投稿をするのは初めてなので、これからこの作品の連載が続く限り、応援していただけると嬉しいです。
ドンッ
俺の視界が熱い赤い液体で染まる
「兄貴、こいつ死に際まで追い込もうぜ?」
「当たり前だろ!」
「馬鹿だよな!父親が借金遺して死んじまったから中卒でアルバイトもして返済しようとするとか」
不良たちによる暴力の雨が降りかかる
バキャ ゴキャ ドスッ
「グハッ」
こいつは骨数本とどっかの内蔵逝っちゃったな
どうもこんにちは宮方尚樹です
突然ですが、俺は今不良4人に殺されかけてます
普段なら少しくらいは抵抗できたんですが、なぜかいまさっきリーダー的な不良に一発銃で撃たれたせいで、何も抵抗できないままです。その後踏んだり蹴ったり殴ったり。
なんで銃火器持ってるんでしょうね意味不明です
もうそろそろ結構瀕死なので暴力の雨やめてもらっていいですかね。まあ止めるつもりなんて毛頭ないのでしょうが。
っていうわけでこのまま殺されそうなので最期くらいはキザな言葉を吐いてから死のうと思います
「いいか、お前ら、」
俺は不良たちを見上げて言う。
「俺が末代までお前らのこと地獄で呪ってやんよ!下衆どもが!」
「呪えるもんなら呪ってみろクソガキ」
はい見事ヘイトを買っていきました。
急にリーダー格があの銃火器をまた懐から出した。
ん?え?流石にそれやったらゲームの世界ではタフな俺でも死ぬよ?
「チャカ2発目やるのはまずいって、兄貴!」
天性の煽りの才能を持って生まれた俺にヘイト買われた奴がそんなこと聞くわけねぇだろ。にしてもヘイトを買うのがミスだった。
悔やんでももう遅い
ドンッ
「おい、死んじまったぞ!」
「やっぱりチャカ2発目やりすぎだったか」
「仕方ねぇ、金だけ奪ってサツ呼ばれる前に逃げるぞ!」
そんなやりとりがぼんやりと聞こえる
銃に耐えられる人間なんている訳ないだろ考えろや馬鹿どもが
でもまだクソ親父の借金返し終わってねぇから母親が全部返すって考えると、
俺は!生きなくちゃいけねぇんだよ!
こんな想いも虚しく散るって思うと、この世界は不条理で溢れてる。
そんなことを考えているうちに、一気に体が熱く、冷たくなった
死ぬ間際ってこんな奇妙な感覚なんだな
2度と味わえない感覚で苦しみ、悶えながら俺はゆっくり瞼を閉じた。
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瞼を開くと、そこにはアニメなんかでよく見る王の間的な場所があった。
「ねー今どんな気持ちー?」
どうもこんにちはさっきから精神的に死にそうな宮方尚樹です
突然ですが、変な場所に来ました。そして目の前に狂人がいます
どこら辺が狂人かって?ほぼ上裸で玉座的な何かに座る男子はもう、ただの露出狂の変態の狂人だぞ、
「てかなんで俺こんなところいるんだあああああ!」
「落ち着いて、狂人」
お前に言われたくねぇよ
狂人は短髪赤黒髪で、背は170くらいの、上裸おっさん。下は袴を履いていた。ちなみに別に筋骨隆々ではなかった
まあ、あれだ、多様性だ
「君の言いたいこともわかる、いきなり死んでいきなりわけわからん謎すぎる空間に飛ばされて、いきなりわけわからんおっさんに絡まれたらそりゃ発狂したくもなるよね」
おっさんに同情の目を向けられながら、さらにため息をつかれる。
その同情を生み出してる元凶お前だからな?
あとわけわからんおっさんの自覚あるならせめて普通に服着ろよ?
「そんな哀れな君に自己紹介をしてやろう。」
お前の自己紹介はどうでもいい。お前の名前は今俺がつけた。今日からお前はヘン・ターイだ。
「俺は君たちが『神』と呼んでいる存在に非常に近いな!」
「は?」
お前みたいな露出狂変態狂人が神なわけねぇだろうが。てか神がいたら俺が死ぬ間際にあいつらの銃弾の軌道ずらしてたりあの不良を気絶させたりして俺のこと助けてるはずなんだよ。つまりこいつは、、、
「神ではないっ!」
「神だ。そして残念だが俺は君が元々いた世界には干渉できないんだ。色々あってね。」
「あっそ、言い訳が見苦しいぞ神もどき」
、、、
てかまて?俺別に俺のこと助けてないから神ではないなんて声に出してないよな?
「そうだよ?神なんだからここにいる人間の考え事くらい盗み聞きできてもおかしくないでしょ?」
プライバシーに反すると思う。
「神に法は適応されない」
「しれっと心読んでくんな!」
「わかったわかった」
子供をあやすような返答をされる。
「で、君はなんでここにいるかとか知りたくないわけ?」
今考えれば俺は俺がなぜこんなカオスな場所に飛ばされたのかについて理解が追いついていないので、とりあえずこいつの話を聞かないと一生このカオスな空間から逃げ出せそうにもなかったから、付き合ってやることにする
「仕方ねぇな、神もどき」
「ありがとうねー話聞こうとしてくれてー(棒)」
なんか煽りにしか聞こえんが
「まあいい。で、俺はなんでこんな場所に神もどきことヘン・ターイと2人きりなわけだ?」
「俺はヘン・ターイなんていう肩書ないからね!?」
神もどきにまたもやため息をつかれる
「君に世界を助けてもらうためだよ」
俺の脳が数秒のうちに弾き出した神もどきへの返答はいかに!
「は?」
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