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紅の魔眼と白銀の刀  作者: 櫻庭空
Episode1
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Episode.1 (part.7) 戦闘後

「大変だったね。」とハイドは笑顔の状態で言い、「『大変だったね』だなんて、他人行儀な。腕を切り落とされたのですよ。ハイドさん判っています?」と悠徒は言うとハイドははいはいと生返事なので悠徒はあきらめて別のことを言い始めた。

「ハイドさん、紅の件ですけど、契約を破棄して元に戻った方が良いのですか。」と言うと、「今回の件は、私だけの判断じゃどうにもならないので、一度議会を開いて検討してみる事になった。それまでの間は悠徒君と紅は契約したままでいてね。あと、ちょっと気になる事があってね。」とハイドは言うと転移魔法陣を発動させてどこかに消えてしまった。

 そしてハイドが消えてから10分後、忍が帰ってきた。

「悠徒、そっちは大変だったね~。生きているということは、なんとか無事だったんだ。」と忍は笑いながら言い、悠徒は笑い事じゃ無いぞと壮絶なあの時の事を話し、それを聞いた忍は右目と、斬られたと言う場所を確認して何にもなってないじゃないと言ったので、悠徒は忍を少し離れて紅を起こした。

 紅が起きたのと同時に右目に熱い感覚が来て、右目を押さえて忍の前に行き悠徒はその右目を見せた。

 悠徒の右目を見るやいなや忍は驚いて尻餅をついた。

「これがあの紅って奴か。大したのじゃないな。もっと俺の心を震わせるようなスゲー物かと思っていたのにガッカリだ。」と悠徒の目の前に突然現れたガルドが言った瞬間、ガルドの鼻目掛けて悠徒の右ストレートが襲い掛かけたが、ガルドはそれを見切ったかのように身体を反らしてあぶねえと声を漏らしていた。

「ちっ、避けられたか。仮の身体を動かすには時間が掛かって避けられてしまうわ。」と悠徒の身体を使って紅が言うと、「短気な宝具だな」とガルドは笑いながら言った。

 そして、「悠徒、今度からこの俺が稽古をつけてやる。」とガルドは悠徒に言い、忙しいから帰ると言ってどこかに転移し、悠徒と忍の二人っきりになった。

 二人っきりになった忍は、悠徒の無意識な(実は、紅が発している)威圧に対して、精一杯の威圧を悠徒に向けている。

 そんな忍を見て悠徒は?な感じで首をかしげた。

 忍は唐突に「悠徒、コワい。その目を早く隠して。あと、私に威圧をかけないで・・・」と、か弱い少女のような上目遣いで、さらに、いつも言わないような女の子らしい声で悠徒に言った。

 忍の緊急信号エマージェンシーコールに気づき、悠徒は早急に右目を隠し、そして忍に「ごめん。」と悠徒は謝罪して保健室に行った。


 悠徒は行きかう生徒に右目を見られないように右手で隠し、無事に保健室前まで来れた。

 しかし、悠徒は保健医にどう説明しようか迷っていたとき、突然、目の前の扉が開いた瞬間。溢れんばかりの大きな胸が目の前に現れた。

 悠徒は生唾を飲んで上を見上げると、(^Д^)怒!!←な感じの白衣を羽織った女性が立っていた。

「ここに用が有るのかガキ」といきなり怒鳴りつけてきた。

「眼帯が欲しいのですが・・・」と悠徒は申し訳ないように言うと、白衣の女性は、「そう。じゃあ、その隠している右目を見して、そしたら考えてあげる。」と妖艶な顔でまじまじと体の下から上まで嘗め回すように見ながら言った。

 悠徒は顔を赤く染めて、「右目は見せますが、それ以外は見せません。」と言うと、「私まだ目を見るとしか言ってないわよ。何を連想したのかな?お・ま・せ・さ・ん」と言ったあと、ふふ・・と不敵な笑みを見せた。

 悠徒はさらに顔を赤く染めてうつむいてしまった。

「顔は頼りになりそうな腕白な感じの残る男の子なのに、弄られるとすぐに赤くなる。かわいい子ね?」と白衣の女性は言い、「遅れましたが、私は養護教諭の赤崎よ。宜しくね?」と言って眼帯を取りに行った。


 眼帯を付けて貰った悠徒はそのまま寮に戻り、ベットに突っ伏したまま眠ってしまった。

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