『パルダイヤン』 (Les Pardaillan)
最新エピソード掲載日:2026/09/07
一五五三年、モンモランシー。フランス大元帥の二人の息子、フランソワと
アンリの兄弟は、同じ娘を愛した。そして弟は、兄から妻と娘を奪うために、
十七年におよぶ憎しみを選んだ。
十七年後のパリ。宗教戦争の休戦は名ばかりで、旧教徒と新教徒はたがいの
血を待っている。摂政太后カトリーヌ・ド・メディシスは、和平と婚礼の名の
もとに何かを準備している。
そこへ、一文なしの老兵オノレ・ド・パルダイヤンと、その息子ジャンが
現れる。父は雇い主に忠実であることを唯一の掟とし、息子は、自分に関わり
のないことに首を突っ込まずにいられない。
やがて父は弟に、息子は兄に雇われる。
『三銃士』『モンテ・クリスト伯』『ドン・キホーテ』——
剣と冒険の物語が好きな方に。本作はその系譜に立つ、
フランスでは広く読まれながら、日本ではほとんど知られてこなかった長篇。
作者ゼヴァコ自身が作中で、この主人公をドン・キホーテになぞらえている。
剣と、皮肉と、涙。ミシェル・ゼヴァコが一九〇七年に書いた大衆歴史小説
『パルダイヤン』全十巻の、その第一巻。フランス語の原文からの翻訳。
アンリの兄弟は、同じ娘を愛した。そして弟は、兄から妻と娘を奪うために、
十七年におよぶ憎しみを選んだ。
十七年後のパリ。宗教戦争の休戦は名ばかりで、旧教徒と新教徒はたがいの
血を待っている。摂政太后カトリーヌ・ド・メディシスは、和平と婚礼の名の
もとに何かを準備している。
そこへ、一文なしの老兵オノレ・ド・パルダイヤンと、その息子ジャンが
現れる。父は雇い主に忠実であることを唯一の掟とし、息子は、自分に関わり
のないことに首を突っ込まずにいられない。
やがて父は弟に、息子は兄に雇われる。
『三銃士』『モンテ・クリスト伯』『ドン・キホーテ』——
剣と冒険の物語が好きな方に。本作はその系譜に立つ、
フランスでは広く読まれながら、日本ではほとんど知られてこなかった長篇。
作者ゼヴァコ自身が作中で、この主人公をドン・キホーテになぞらえている。
剣と、皮肉と、涙。ミシェル・ゼヴァコが一九〇七年に書いた大衆歴史小説
『パルダイヤン』全十巻の、その第一巻。フランス語の原文からの翻訳。
第一章 二人の兄弟
2026/09/07 11:02
(改)