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死神エンド〜死んだら黄泉の国に来ちゃった件〜  作者: くみたかつお


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6/7

糸こんにゃくって糸って言い張るには、太すぎません?あれ

「ゲーム選択のルーレットをします」

ーーゲーム選択…佐々木さんが言ってたやつか


「ルーレットの結果……ゲーム内容は鬼ごっこに決まりました。ルールは一定時間、鬼からの惨殺から逃げ切ることです。勝利条件は鬼からの逃亡です。」


ーー鬼ごっこ…佐々木さんが言ってた例のやつか。

「鬼ごっこ…か…本当にこんな子供の遊びで勝敗が決まってしまうんだね」

「滝沢先輩……」

滝沢先輩はひどく寂しそうな顔を俺に見せた。

「お互いベストを尽くそう」

「…はい」


「引き続き、能力譲渡のルーレットを行います」

能力譲渡!?こんな情報佐々木さんは一つも…

咄嗟に佐々木さんの方を見ると佐々木さんが答えた

「全部、教えたわけじゃないからな」

ーーなるほど、まあ、聞かなかったもんな。別に全てを信用してたわけじゃない。これくらいなら大丈夫だろう


「プレイヤー名滝沢の能力、未来予知」


「お、いいの引けたな」

ーー未来予知!?めちゃくちゃ良さそうな能力じゃないか!こっちの能力によってかなり変わるぞこれ

「プレイヤー名佐藤の能力、情報開示」

じ、情報開示?強そうな能力ではあるが、今この場面で必要かと言われると…ダメだ。このままでは滝沢先輩を止めることはできない。どうする?どうすればいい!

佐藤は焦りのなかで少し顔をニヤリとさせた。


「それでは、各々の能力について説明それぞれ説明を行います。なお!この説明は相手に聞こえぬ範囲でお聞き下さい」

「それでは、佐藤くん、少し離れようか」

そう言うと二人は車両のそれぞれ反対側にて立ち自分の能力についての説明を聞き始めた。


「能力

情報開示

この能力は、自らが知りたいと思った相手の情報を無条件で見ることができます。

これは自らにも有効です。なお、見られる能力は

筋力

俊敏性

体力

出血量

譲渡能力の基礎能力

殺傷確率

です」


自分にも有効、か。とりあえず自分のステータスを見よう。

そう思うと同時に佐藤の目の前には能力画面というのが出てきた。


筋力 5

俊敏性 6

体力 3

出血量 0

譲渡能力の基礎能力 相手の情報を見れる

殺傷確率 不明


ふむ、よく分からないがとりあえず体力が少ない、と。

問題はこれでどうやって滝沢先輩に勝つか。いや、その前にゲームにも勝たないといけないんだ。そもそも、兄からの逃走ってなんだ?逃走判定はどこ基準なんだ?さぁどうするか。


佐藤がニヤニヤしながら、画面を見ている頃、滝沢も同じやつに画面と睨めっこをしていた。加藤や佐々木たち含むギャラリーは、なにをすることもできずただ二人を呆然と眺めるだけであった。

その数分後ーー

「準備はできたかな」

「ええ、もちろんです先輩」

「じゃあ始めようか」

「はい」


二人は息を合わせるでもなく、しかし、ピッタリ声を合わせて言った

「「ゲームスタート!」」


ゲーム 開始

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