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俺とお前と野球とあの子  作者: musicalyoi
89/196

第89話

・・・・聡志と永治くん、この2人に優勝して欲しい。合唱では果たせなかった日本1の夢、それを2人には叶えてほしい。そう思っていた。


ラビットズドームに着いた両チームの選手たち、ついに対決である。


ラビットズドームでは多くの観客が集まっていた。

まだメンバー表は発表されていない。

ベンチに入る両チーム達、先攻は和歌山ウルフズだった。


「先発は中村。」佐々木監督が言う。

佐々木監督の息子、佐々木三郎もこの試合を見に来ていた。

「はい。」中村が答える。

「1番吉川。」

「はい。」2年生の吉川が返事をした。

佐々木監督がメンバーを読み上げていく。




 「先発は結城。」江藤監督が言う。

 「はい。」結城が答える。

 和歌山ウルフズに入ってから目指してきた舞台、そこで先発を任された。相手は千葉県のチーム、どんなチームでもとにかく打たせるわけにはいかない。結城聡志は思っていた。

 練習を始める和歌山ウルフズ。プロ野球チームの球場として何度もテレビで見たことがあった。


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