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第80話 ウイニングボール、合唱コンクール
「ありがとうございました。」
ベンチに帰る選手達は喜びで満ち溢れていった。
「やったな。聡志。」岸田が声を掛ける。
「ああ、俺らもとうとう全国だ。」結城は答えた。
「ウイニングボールあるぞ。」田村が言った。
「じゃあ、監督に渡そう。」
田村はウイニングボールを監督に手渡した。
この週の月曜日、中学校では二学期の終業式が行なわれていた。
「ではここでよいお知らせがあります。」教頭先生は言った。
「まず、他校と合同で行っている合唱部がこのたび全国コンクールに出場します。」
生徒達は声をあげた。
「そして、全国大会の模様はテレビで生中継されます。」
体育館が沸いた。
「硬式野球をしている、岸田くん、結城くんも全国大会に出場が決まりました。」
また拍手が起こった。
「頑張ってください。」
体育館はざわついていた・・。
クラスでは岸田、結城がクラスで話題となっていた。
「岸田、結城、頑張れ。」
担任の先生も声を掛けてくれた。




