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俺とお前と野球とあの子  作者: musicalyoi
76/196

第76話 あっちもナックル、こっちもナックルボール。

 「知香、テレビに出るのか。」結城は言った。

 「ブロックに出た時点でローカルのテレビには出るんだから。」

 「そっか。全国に行ったら生放送だろ。」結城は言った。

 「そう。」

 「うらやましいな。」岸田が言う。

 「永治くんも頑張ってよ。」

 「ああ。」

 

 そして迎えた土曜日、相手は同じ和歌山県のチーム、リトルシニア和歌山コンドルスだった。



 準決勝である。

 和歌山ウルフズは後攻になった。

 「プレイ。」

 相手ピッチャーが第1球目を投げた。

 「ストライク。」

 1番バッターの水野は1度打席をはずした。

 「おい、今のボール見たか。」田村は言った。

 「ああ、遅かったな。」岸田は答える。

 「そうじゃなくて。」田村は続ける。

 「わかってるさ。ナックルだろ。」岸田は言った。

 「ああ、岸田以外にもいるんだな。実戦でナックルを使う投手。」

 「そうだな。」

 1番バッター水野はナックルに的を絞り流した。

 瞬時にスイングを合わせ、足を活かし内野安打を狙った。

 しかし、結果はアウトになった。

 ベンチに戻ってくる水野。江藤監督が水野に声を掛ける。その言葉に水野は頷いた。

 「ナックルだ。有名な、揺れて落ちるタイプだよ。」水野はった。

 「でも、機転を利かせてそのナックルを狙ったのはいい判断だな。」田村は言った。

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