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第二十七話 転校生山口
先生がチョークを転校生に手渡した。
「黒板に名前を書いて。」
転校生が名前を黒板に書く。
「北海道から来ました山口康太です。よろしくお願いします。」
拍手が起こる。
「山口くん、実はこのクラスにも硬式野球をやっている人がいるんだよ。」
「本当ですか。」
「なあ、相馬。」
「はい。」
相馬は少し笑顔で答える。それを見て山口も笑顔で答えた。
「みんな仲良くしてくれ。山口くんは今机を持ってくるからね。いやあ、サプライズが好きなもんでね。」
「さすが先生。」一人の生徒が言う。
教室に笑いがこぼれる。
「じゃあ、机を持って来たら掃除を始めよう。」
先生が教室を出た後、クラスのみんなは山口に寄ってきた。
「よろしくね。」生徒が言う。
「よろしく。」
「相馬も来いよ。」クラスメートが言った。
「ああ。」
相馬も山口のところに行く。
「相馬信です。よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。・・えっと、硬式野球やっているんだっけ。」山口が尋ねた。
「そう。」
「実は僕ここ千葉でも野球をやるチームを探しているんだ。」




