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第3章 全日本編 その10 思いの後輩・・。
「小田、なんと、4球三振。」
「なるほど、打って来ないな。一球目のボールから積極的にいい当たりの2球目をファールにして、背のあるフォークボールに対応も難しいか..。」
「オッケー、オッケー。」
上川は涼しげな顔をしてバッターボックスに入る。
「かみかわくーん。」
歓声が響く。
涼しげにしている人物だが国際大会に気持ちは表向きは上がっていたし、何より、山口の帰郷に上川は心打たれていた..。
何より、負担なく、得点が上げられ、三振を取らせやすいピッチャーを今後3年間考えたときでのはじめての公式戦だ..。
先輩の分まで僕は今、野球を広めますよ。来年、甲子園で会いましょう..。




