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第十四話
ここ和歌山でも岸田と結城の短い冬休みが始まろうとしていた。
「ブン、ブン。」
家の庭で、ある少年が素振りをしていた。
「97、98、99、100、101。」
100を超えてもなお素振りを続ける。
いったいこの少年は何者なのだろうか。
中2の1月 その1
「あけましておめでとうございます。」
「おめでとうございます。」
和歌山では新年会が行われていた。
会館の1つの部屋を貸しきって選手たちはユニホーム姿で集まっていた。
「じゃあ、今年も頑張りましょう。いただきます。」
「いただきます。」
監督の音頭に答え選手達は食事を食べ始めた。
岸田と結城は隣に座っている。保護者の席の隣に結城の妹の知香も同席していた。それが少し気になる。
「ごちそうさまでした。」
30分後、新年会は終わった。
「さて、グランドに移動しよう。」
「はい。」
選手たちは荷物を持ちグランドに移った。
グランドを3周し準備運動をしたチーム。それからダッシュを行った。さすがに誰もばててはおらず冬休みの自主練習の成果がでている・・。




