119/196
第2章 12話 「ただいま。」
「はーい、じゃあ、今日も授業始めるわよー。」
先生が教室に入ってきた。
「さて、今日も一日が始まるわね。」
担任の先生は産休明けで、非常勤の先生が校舎を去ったばかりだっだ。
今は授業でもipadを使う時代だ。
「くみちゃん。」
「残念だったね、ラビットズカップ。」
「私も見に行ったのよ。」
「また、頑張るからいいさ。」
「なあ、見太名井。」
「上川は甘いな。」
「いいんだよ、成績よりも個人的な活躍。現代はそういう時代だろ。俺はその波に乗れれば生涯幸せになれる魔法なんだよ。」
「どっちって?」
「どちらにつこうか迷っている。」
「さすがくみちゃん。」
同級生の女子も集まってきた。リア充には遠いがモテ期だ。
「ただいまー。」
「おお、お帰り。」
父親と母親が迎えた。




