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バトコノマサミカ

バトコノマサミカ


コード10は無事に任務を終えたみたいで安心した。

この子は基本的に死神なんて人間離れした事をやりたくない、なんてずっと思っていたからね。

でも、この子の本質はとても優しいのだ。

だから今回はこの「漂うもの」をターゲットにさせた。

結局のところ、最後のやり取りのように自分へ問いかけて、ちゃんと自分で答えた。

彼は自分自身の変化に戸惑っているけれど、私は【必然】だと知っている。

なぜなら、コード10に変化があるようにと私が今回の指示を与えたのだから。

【必然】なんて言葉で終わらせないで、ちゃんとした理由はないのか?

強いて言うなら、こういう事じゃないのか?

家族のありがたみを感じたって事で。

やっぱり雑だって思っただろう?

仕方ないだろう、神様も暇じゃないんだ。

コード10の心境の変化に関する考察は君達に任せる。


さて、今回の事件がきっかけで「漂うもの」にも変化が出てきたのがわかった。

しかも、なんだか続編があるかのような雰囲気を漂わせていたな。

でも焦る必要はない。

死神達が任務をこなしていくうちに、いつかきっとその出来事に遭遇するだろう。

焦るのは禁物だ、急がば回れだ。

ますます「漂うもの」が強くなるのは、あまり良い事ではないが。

でも、私は別に死神ではなく、神様だ。

面倒事も危険な事も全部、死神がやってくれる。

だって君達も困るだろう?


神様がいなくなったら、ありとあらゆる事柄が全部なくなるんだ。


私が物事に【必然】を与えているんだから、当然と言えば当然だろう。

それじゃあ、死神は捨て駒じゃないか?

はい・いいえで答えろと言われたらはい、だろうな。

そもそも、私が死神を作ったのだから、どうしようが勝手だろう?

トップの3人はそれを理解して動いてくれているし。


神に逆らってそのまま死ね。


なぜ彼らがそう言うのかを語るには少し文字数が足りないな。

でも、どうせ続編があるのだろうから、そのうちちゃんと語るから安心してくれ。

それを語るのに適任な死神は……ああ、一人いたな。

丁度その子はもうすぐ任務を与える予定だったんだ。

その子の任務の時にでも、この話は詳しく説明しよう。

とりあえず、今回も死神がいてくれてよかった。


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