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22.クラン名は……

☆龍崎 ルカ


「という訳で! 私達! クランを結成できます!」


 私は腰に両手を当て、2人に向けてそう言った。


「いやいや、私達まだ18歳になってないだろ? どうやってクランマスターになるんだよ」


 ココロちゃんはおにぎりを片手にそう言った。

 ちなみに今は昼休み、体育館裏で3人でご飯を食べているよ。


「大人の人に頼んだよ!」

「誰だよ」

「師匠だよ!」

「師匠!?」


「うん! 昨日会ったからね! 約7年前までは結構な頻度で潜っていたんだって! それで、その後もたまに潜ってるみたいだから、条件は達成してるかなって!」


 すると、ソラちゃんは首を傾げた。


「ルカさん、どうやって誘ったんですか?」

「普通に!」

「普通にですか……」


 うん、普通に誘っただけだよ!

 私だって、お金は欲しいからね!


「ですが、本人が嫌でなければクランを作ってもらってそこに入るというのは、私も賛成ですね。まだスカウトは来てませんが、きっとスカウトが来るのも時間の問題でしょう。悪い大人に狙われない為にも、それはいいことだと思います。まぁ、その師匠さんが悪い人じゃなければですけど」


「多分いい人だから大丈夫!」

「そ、そうですか?」

「うん! 後、スカウトはもう来てるよ! 私の個別チャンネルにコメント来てた!」

「ええ!? 私の所には来てませんよ!? ま、まぁ、きっとルカさんが凄すぎるからですよね!」


 と、ここでココロちゃんが気まずそうに口を開く!


「え、えーと私の所にも来たぜ……えへへ」

「そ、そんな!? 私の方がダンジョン配信者としては先輩なのに!!」


 でも、そんなにがっかりすることないと思う!

 ソラちゃんは凄いんだよ!


「でも、ソラちゃんも凄いと思うよ!」

「そうですか……」


 だって、だって……!


「ソラちゃんのコメント欄には、男性ファンからの熱いコメントが沢山あるからね! 結婚したいとか、他にも色々!」


「それ嬉しくないですよ!」


 確かに変なコメントかもだけど、ソラちゃんは実際に、私達の中では一番かわいいって言われてるんだよね。


「今年の文化祭、ソラちゃんのクラスはメイド喫茶で決定だね!」

「嫌ですよ!」

「残念!」



 土曜日!

 私達は上野駅に集合したよ!


 それはなぜかって?

 クラン結成の為に、“冒険者ギルド”に行く必要があるからだよ。


 クランを結成するには、各地域にある冒険者ギルドっていう、半人工ダンジョンに行かないとならないみたい。

 中にはダンジョン内通貨、ゴールドを使って食事をしたりできる冒険者ギルドもあるみたい。


 って、ことをソラちゃんから聞いた。


「じゃあ行くぞ、お前ら」


 そして今日は3人じゃなく、師匠もいるのだ。

 相変わらずクールだね。


 私達は冒険者ギルドへと入る。


「ここの店でいいか?」


 師匠、奢ってくれるのかな?

 喫茶店みたいな感じだ。


「師匠の奢りっすか!」

「ああ……ってゴールドがない。くそがっ!」

「マジっすか! じゃあ私達で奢るっすよ! 2人もいいか?」


 私とソラちゃんは頷いた。

 これから色々お世話になるかもしれないからね。


 私達は席に座ると、メニューを注文した。

 4人共、ホットケーキと紅茶を頼んだ。


 その後、自己紹介する流れになった。

 師匠の名前は山本 鏡さんって言うんだって!


 私は師匠って呼ぶけどね!

 ココロちゃんもそうするみたい。


「お前ら、すまないな」

「気にしないで! それより、クラン結成するってことだけど、皆クラン名は考えて来たかな!?」


 私は考えて来たよ!

 でも、3人は考えてないみたい。


 と言う訳で、発表だよ!


「“究極なる神々”これが私の考えたクラン名だよ!」


 さてさて、皆の反応は!?


「かっけぇな!!」

「え?」


「ま、悪くはないな」

「え?」


「でしょ!! いやぁ、頑張って考えたんだから!」

「え?」


 ソラちゃんは、どうなんだろう?


「ソラちゃんはどうかな?」

「え? えーと……皆さんが良ければ、私は別に……」


 ということで、究極なる神々に私達は、なった。

 まだ登録はしてないけどね。


 ホットケーキが来たから、私達はメイプルシロップのような何かをかけて、食べた。

 うん、これはメイプルシロップだね!


「あ! そうだ!」


 折角だから技の書、融合のことを訊いてみよう。

 色々謎だからね。

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