『A.U.R.A. アウラ』資料集・国家企業その他用語編(中途)
同じく、です。よろしければどうぞ
―― 国家・地名 ――
日本
かつて軍隊を所持していなかった国。しかしアウラの技術が発展するにつれ、2032年に正規の軍を設立することを決意。桜のマークを掲げた日本軍が出来上がる。
ラインズイールと交流が深く、経済面や軍事面においても共同関係にある事が多い。
この国における代表的な企業はエクステンション・エレクトロニクス社。
ラインズイール
イェルミル・ヴァンデミエールが代表を務める世界有数の先進国。日本と交流が深い。かつてはヴィンラントという貴族国家であった。
世界で最も軍の規模が大きい国の一つ。パイロットの技術、生産――配置されるアウラの性能も三本指に入るほど。
それはこの国が世界で最も巨大な企業を有しているから。
この国の代表する企業はマテリアル・フロム・グレディエイト社。観光地ソリディアクルもある。
ヴィンラント
11年前のラインズイール。
三代前の第三十八首脳閣下イェルミル・ヴァンデミエールの実父であるリェル・ヴァンデミエールが最後の代表。
ヴィンラントは“国会”というものが存在していたものの、その構成議員自体はほとんどが財力を持った貴族国家であった。当時のヴィンラントは冷害に襲われ、自給率が著しく低下していった。ある時の冷害は長く十年は続いた。食料は底を突き、国民は飢え、自分たちで自給出来ない以上、他国から輸入するしかない状況になってしまった。しかし当時の首脳閣下及び議員ははそれをしなかった。ただ輸入を求めるだけなのに、貴族たちは自己に対する誇り(プライド)が高かった。他国からこの状況下で輸入を求めるというのは、他国に屈することだと思った。次第に国民の不満は溜まっていく。結果、あちこちでデモが始まった。だがそれでも、貴族議員たちは動かなかった、自らの地位を落としたくなかったから。
しかし、国民と同じ意思を持つ者たちが居た。それが、リェル・ヴァンデミエールを始めとする十数人の議員だった。彼らも貴族ではあったけど、いつでも国民のことを考えていた。彼らは奮起し、彼らは国民を味方につけ、あっとういう間に国を強引に内部から変えていった。その時の首脳閣下が、リェル・ヴァンデミエールだった。
そして前大戦の当時最も大規模な軍を所持、及びアウラ開発に力を入れていた国でもあった。この当時から日本とのつながりがあった。
この頃から、既に大企業としてマテリアル・フロム・グレディエイト社は存在していた。
イストリア
コールマイルが代表を務める貴族国家。過去のヴィンラントと国風が似ている国。
オルレアを実質植民地として加盟国に加えたが、自国の企業がシュペルビアに破壊されたことを機に、反逆を受けた。ある意味で最も早くシュペルビアの被害を受けた国。
この国の軍隊は見た目を飾る事に力を入れていて、主力であるナイトは純白の装甲に赤や金で装飾を施されている。
代表的な企業はイリミテイテット・グローバル社。
オルレア
イストリアの加盟国である発展途上国。
ラインズイールやイストリアのようなアウラ技術がなく、軍に力が無かった。が、この国の軍の一部は、コスモスの監視を抜け、突如謎の高い性能を誇るアウラを手に入れていた。
反逆はコスモスの介入により失敗に終わった。
ミラニア
ユリウス・インペラトル・キュレリアが代表を務める国。
シュペルビアの本拠地の丁度裏側に位置するような国。この国の代表は裏でシュペルビアと何かしらの接点があった。
オストランド
シュペルビア周辺に位置する、早い段階で壊滅に追い込まれた国。
アウラ産業はあまり目立ってはいないが、資源を多く各国の企業に提供していた。
占有地に鉄鋼鉱山リリヴァースマウンテンを所持している。
イルクト
シュペルビア周辺に位置する、早い段階で壊滅に追い込まれた国。
世界経済の多くを担う電子国家。現在のアウラのOSの雛型を創った国でもある。
代表的な企業はサイエンス・アーマメンツ社。
G.M.U.
シュペルビア周辺に位置する、早い段階で壊滅に追い込まれた連合国家。
内包する十三の国が壊滅に追い込まれ、経済に大打撃を与えた。
カルニア、キルビス、エリウムンド、ミューバ、コーランド
シュペルビア周辺に位置する、早い段階で壊滅に追い込まれた国。
発展途上国。
ソリディアクル
石の都の別名を持つ、ラインズイールの名観光スポットでもある、歴史ある中世の雰囲気を漂わす石造りで出来た建物が名物の街。街が建築されたのは三十年以上前といった耐震性は大丈夫なのと言った建造物が立ち並ぶ。まぁ多分大丈夫。
中世ヨーロッパのようなイメージ。結構川なども剥き出しで、自然を強調している。その川をゴンドラのような船で渡るということも出来る。
任務を忘れて楽しむほど魅力的な街。
リリヴァースマンテン
世界有数の鉄鋼鉱山。アウラの装甲である鉱石を大量に搾取出来る重要な資源山であったが、巨躯な風貌の正体不明アウラと大量のクラウルによって文字通り破壊された仕舞った。
カーディナル大陸
地球に存在する最も大きな大陸(現実で言うユーラシア大陸のような。何となく実在する名前を出すのは厭だったので架空の大陸にさせていただきました)。
―― 企業・組織 ――
エクステンション・エレクトロニクス(E.E.)社
枢の父、晃が勤めていた会社。アウラ産業を担う中小企業ながらも、世界に通用する無人アウラを開発した。PRIMATE―1やRou―3がそれに当たる。しかしこれらの開発は企業に隠ぺいしていたネフィルを守るためという目的が大きい。
晃が死亡してから、次の隠し場所を創り上げる為に放置状態にあった(セキュリティーは守られていたが)。その最中、シュペルビア及びコスモスが場所を突き止め、ネフィルを奪った。枢がビルに入れたのも、シュペルビアの潜入員が警備の人間などを全員殺していたから。
イリミテイテット・グローバル(E.G.)社
ヴィレイグ(ジェノス)に襲われて大打撃を受けた。世界の二大鉱素生成の大部分を担っていた。本社は先進国イストリア。
サイエンス・アーマメンツ(S.A.)社
世界からアウラに装備するカメラアイやFCS(Fire Control System。射撃管制装置のこと)の圧倒的な支持を受け、また精密な動作を得意とするアウラであるブレスレイサーを中心とし生産していた企業だが、ケツァールによってメイン工場を破壊され、経営悪化に追い込まれた。
その後、マテリアル・フロム・グレディエイト社に吸収合併された。
マテリアル・フロム・グレディエイト(M.F.G.)社
世界トップの大企業。一日10億稼ぐといわれている。エウセビオス・ウィリウムが社長。マッチ売りから超多角企業までエウセビオス一代で発展した驚異的な企業。利潤の3割をアウラ産業が占めている。大体そこら辺の物を手に取り、製造元を見れば大体がこの会社系列の子会社であったり提携を結んでいる企業だったりする位に大規模。
クラウルの大部分を主に生産している企業で、ファルスを製品登録している企業でもある。コスモスに試行段階としてケリエルも提供した。
コスモス
フィーナにより設立されたどの軍の管轄にも置かれない私設独立傭兵部隊。
巨大な潜水艦で在るユスティティアを母艦として世界各地の民族紛争や企業間の争いを潰して回る。艦長にフィーナ、副艦長にカニスを置く。
しかし紛争根絶は二の次の目的であり、第一目標はネフィル両機の回収である。第一目標はシュペルビアとの痛み分けにて終了した(枢のお陰で痛み分けで済んだ)。
バックサポートにマテリアル・フロム・グレディエイト社が就いていて、戦力、金銭面にて困ることはない。お陰で軍ですらあまり持つことが出来ないイモータルアウラを数機、更にフェイクスも数名所持している。加えて、クラウル、ブレスレイサー、ケリエルと高水準のスタンダードアウラを、武装もマシンガンからレールガンまで所持する事が可能となっている。
だが人員は基本的に選りすぐりであるため、替えは効かない。一度マテリアル・フロム・グレディエイト社の工場が破壊された際に、泣く泣くクルーを送り込んだこともあった。
シュペルビア
ジルやチルドレン達を核に構成される、人類殲滅を目論むテロリスト集団。そして“ヘルズタワー事件”で枢の両親の命を奪ったテロリスト集団。
構成される隊員はチルドレン、そのチルドレンの失敗作或いは何らかの人体実験のなれの果て、ジルのように人殺しに狂喜しているという人物。ただし、ジャスバーは特殊。
主力アウラはPRIMATE―1、及びクラウルとホークス。象徴として黒いイバラのマークがデカールされている。
まだ謎の多いテロリスト集団。
―― 用語・その他 ――
アウラ
“The Armaments universe reigns anew wepon”
IMジェネレーター。新開発されたグラニウムとラジェニウム――二大鉱素による核融合に発生するエネルギーを利用した、放射能を発生させない“環境に優しい”発展型核エネルギー。膨大なエネルギーを要するアウラには欠かせないシステム。基本的に反応を起こしてはまた元の物質に分離する半永久機関。冷やすことで反応を遅らせる、鈍らせることが出来る。この2つの物質の化合物が酸素に触れると爆発を起こす。このジェネレーターがアウラ最大の特徴と言えるかもしれない。
そして、基本的にジェネレーターのエネルギーを一定量、大容量のコンデンサに保持し続けることが出来る。その為、溜め込んだエネルギーをブースターで一気に放出し、瞬間移動することも可能。
Slave System
アウラに搭載されているOS。サイエンス・アーマメンツ社によって開発された。
考えられる状況の全てが入力されていて、パイロットの意思を組み、その動作を助長させる。例えば、右足から脚を出して歩きたいと思い、マニュアルで右足を出させた後は、踵から付ける、つま先重心を掛けるなどの細かい制御などをある程度受け持ってくれる。前から銃弾が来て、左へ横に足を踏み出して回避したいと左足を出せば、その後の大体の重心制御を修正してくれる。
まだ名称は決まっていない(仮にパイロット補助システムと呼ばれている)が、コスモスのケリエルにはこのOSの次世代とも言うべきシステムが動員されている。こちらはコックピット内の圧力とスーツの磁場を利用して搭乗者の身体と内臓を正常な重力に強引に治してしまうというもの搭載された優れ物。
インフェリア(アウラ)
企業が最も量産する無人のアウラ。単純な行動しか取れないため、主に警備に使用する。場合によっては物量での護衛にも。兵器の高水準化に伴い、使用される機会は激減している。
スタンダード(アウラ)
企業が量産する標準の量産型人型アウラ。基本的な性能を持つ。世界で一番普及さている、全アウラの六割を占める区分のアウラ。
フェイクスでなくても搭乗する事が出来る。インフェリアよりも遙かに動きは俊敏だが、イモータルよりは愚鈍。これには、多くがOS『Slave System』がインストールされている。キョウヤ、ティアラ、ギリアムらはファルスにこれを組みこんでいない。
イモータル(アウラ)
世に2つとない特注品であるアウラ。製造元は企業だったり個人だったりと様々。ただし莫大な費用が必要であるため、殆どが企業。設計図のみ個人というのは多い。国家の軍でさえ、所持している機体は数少ない(本編じゃ出てすらいない)。全アウラ中担う量はたったの一割(本編じゃバンバン出てるけど)。
性能は遙かに他のアウラを凌駕している。また性能、趣きが際立っている為、扱える者は限られる。これには、OS『Slave System』がインストールされていない。理由は、その内部性能の複雑さからOSでカバーすると性能差が激減してしまう、逸脱した特殊武装を扱えないから。よって、扱える者はアウラと直結できるフェイクス(チルドレン)、及び想定されたパイロットに限られることが多い。
フェイクス
いわゆる改造人間。特殊な手術や、薬剤投与により、人工的に生成した新たな神経を身体各部、主に脳部、脊髄に植えつけられている。また、皮膚にも電磁通過を可能とする物質を埋めつけられている。搭乗時、ヘルメットを介し、もしくは備え付けられている簡易接続部と肌を接触することにより情報の伝達をすることが出来る。
もちろん、伝達は受け身だけではなく、パイロット自身から送ることも可能。その為、簡易的な操縦なら、思考するだけで行う事が出来る。が、この行為は使用者に絶大な負担が掛かる。その為、誰でも出来るものではなく、適正のある人間に限られてしまう。戦闘を行えるほどに適性がある者はかなり限られる。
大多数の者は、動きが制限されることを嫌うため、『Slave System』を入れていない。というかそれが無くても十分に操縦が可能。あるとむしろ邪魔。
チルドレン
胎児の過程において、既にフェイクスへのプロセスを終えている者達。細胞の原子配列を入れ替え、擬似的なナノマシンを創り出す。
幼い頃、まだ人間として確立していない時期に術を施しているため、遺伝子レベル――根の部分まで弄られている。結果、成長と共に人間離れした肉体となっていく。
ただし、寿命が短い。平均で齢を二十過ぎると急激に心肺機能、思考回路などが衰える。原因は金属細胞が擬似的ながん細胞に変異し、幼若化するということ。臓器へ発生し、最終的には脳にまで至るため、現状の医療では治療不可。この決定的な欠陥が明らかになったため、現在では生み出されていない。ただしこれを元に派生した研究が行われていた(ナノブラッド)。
成長するにつれ、チルドレンはその自身の性格の根底を強く現し、感情をコントロールできなくなっていく(ジェノスは傲慢、C―11は嫉妬を。枢は不明)。
計画に踏み切った最大の理由は、金属細胞と通常の細胞組織は分子配列が僅かに異なるだけで、生成元素自体は同じという事実からだった。胎児の段階で体のほぼ全てをナノマシンへと組み換え、成長させる(胎児の段階で皮膚などをナノマシンとして生成していくと遺伝子に設計図を埋め込むような物)。これによって人為的に先天的なフェイクスを誕生させる。しかしチルドレンはナノマシンとがん細胞もまた分子配列が僅かに違うという事実が行き詰らせる原因となった。
金属血液型チルドレン
血にオーガトロンが混ざっている人間と生物金属の奇妙な混血児。オーガトロンの特性を強く受けている存在。基本的に外敵である“害”を捕食する面の拒絶性、糧として吸収する受態性を極端に切り替えた人間性を現す。それらがバランスよく同等の量を持つことで理性と人間性を保っていた。
名目上は上部に忠実なよく出来た機械的な兵士を創り出す事だが、オーガトロンを血液に混ぜる事により齎す恩恵を知りたいという科学者の欲が強い。
実験場として一つの国という大きな状況を作りあげ、被検体を国の長や重役として立たせ何十年もそれを観察し続けた。
純性であるチルドレンよりは寿命が長いが双子として生まれたエイリアとしてジャスバーは短命とみられていた(エイリアは克服したが)。
本編ではここまで書けなかったのでこんなとこでネタばれ。
オーガトロン
生物鉱石。微弱だが脈動し、細胞があり、生物特有の電磁波を発生させ、非常に遅延だが分裂でさえもしている。これらを装甲として使用されているのが『ネフィル』の二機。
研究によって、この細胞分裂の急速な促進、及びほぼ完全なる制御を可能に成功した(ただし活動率が100%になると暴走する)。よって装甲は被弾し破損した箇所を人間が治癒するかのように修復する。
また、『ネフィル(枢機)』の内装である深黒い装甲、『ネフィル(シュペルビア機)』の内装である純白の装甲は過度な促進、密集、極端な生物機能の成長による“副作用”で自身に危害を加えるエネルギー、物質を“消化”するようになってしまった。その際に噴出される黒い、或いは白い靄は消化に使い死滅した細胞。しかしこれさえもオーガトロンは細胞分裂し再生させる。危害を加えるあらゆるエネルギーを蓄え、それを糧とする、ある意味での超完全生物。晃が恐れ、二機を回収し隠蔽した理由は之故。
この技術を知る者はこの世で十数名しか存命していない。
深霧の森
“霧”と言っても水蒸気ではない。
特殊な電磁場を受けている信じられないほどに軽い――金属としてはだが――粒子が一帯に漂っている。磁場は陸土から上空に垂直に発生していて、粒子は固定されている。上下には動くが、固められている地場からは左右には、風など自然にはもはや動かない。動くとしても、原子レベルで初めて影響が現れる微量なもの。
そしてその特殊で強い地場とその地場を受け漂う無数の粒子がそれぞれに干渉し合い乱気流のような磁界を発生している為、微弱な電波は乱れて形を為さなくなってしまう。よって、個人回線は効かず、どんな機体でも電波を拾える公開回線しか使用することは叶わない。
空からはただの霧の塊で、電波も遮断する秘匿性は、研究所という巨大な建造物を隠すのに最も適していた。
前大戦
枢が生まれた頃、日本が軍を設立することを踏み切った原因になったアウラ同士の戦争。詳しいことはのちに語らせて頂きたいと思います。
―― おまけ ――
一般のパイロットとフェイクス(チルドレン)とのの差
明確な差はやはり電子機器との接続可能か不可能かの差。これによりアウラに組み込むOSの有無が別れるので重要。
基本的にパイロットとしての質が段違いだが、もっと目に見える差というと瞬間移動と旋回が出来るかどうか。ステップとターンは非常に複雑な技術であるため、フェイクス(チルドレン)しか扱えない(理論上は一般の兵士でも扱える。無論只横に足を出すだけのステップはOSが組み込んであっても可能)
フェイクスとチルドレンの差
大きな差は、チルドレンの方が圧倒的に身体――主に内臓が丈夫になっていて、圧迫等の影響に強くなる。また脳漿の機械化も進むため、記憶力や並列思考なども発達する(しかしのちに急激に退化していくが)。よって脳が耐えられる情報量も格段に増加している。
身体があらゆる状況に耐えうるようになったため、扱える機体や技術にも広がりが生れる。加えて演算などが人間を超越しているため、アウラから直接送られる情報を迅速に的確に処理できるよになる。ちょっと一般人にはとても理解出来ない世界(もしかしたら彼らに見えてるのはマト○ックスのようなアレかも知れません)。結果フェイクスにとっても脅威となる。
ネフィルのランページ・オーバード・ブースターやヴィレイグのイーグルブースターを使用した瞬間移動、ケツァールの瞬間出力に耐えられる(情報、圧迫両方)のはチルドレンのみ(アクストラのブリッツは出力がかなり抑えられている。だってネフィルのは普通にマッハ超えちゃうし。戦闘機追い越すとかどんだけだよっていう)
一応気をつけてはいるんですが、こう細かいこと書いていてもしかしたら知らず知らず矛盾点出ちゃうかもしれないですが・・・そしたら申し訳ありません。




