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6, 大変なんだなぁ。

更新遅れてすみません。

(凱旋が面倒くさい人っているんだな。)


ハーディは目の前で2人の男(部下)に怒られているシャルル(団長)を眺めていた。 


最初は民間人を巻き込むなとか、凱旋はサボるなとか、今回に関わるものが多かったが、途中からは過去のやらかしを引っ張り出して、説教大会が始まって、

ハーディはまぁ、しっかりと帰るタイミングを見失ってしまっていた。


ちなみに、不安そうに2人を見つめる人懐っこそうな大柄な男は、今回団長のふりをした魔法騎士団剣術部門の隊長で、シャルルに説教をしているスラリとした男は、この部隊の副隊長兼魔法部門の隊長だ。状況のせいで全くそうには見えないが、魔法騎士団の3大強者が集合していることになる。もちろんハーディはそんな事を知らないので、仲のいい部隊なんだなとゆるく思っていた。


「一体どうやってこんな団長を連行できるんだ?」

「まぁまぁ、陛下への謁見までに帰ってきてくれたんですから、そろそろ流石にやめません?一般人もいることですし。」

「それもそうか。」


男はこちらへ向き直ると、コホン、と軽く咳払いをした。


「あぁ~、今回は本当に助かった。ありがとう。」

「いえ、では、私はこれで⋯⋯。」

「今度絶対に礼をさせてくれ。」

「はぁ、じゃあ、お店を贔屓にしてくれたら嬉しいですね。」

「わかった。」


そうしてハーディは、奇妙な出会いを経て店へと帰って行った。



ここまで読んでいただきありがとうございます。

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