3 ドラゴンスレイヤー
国王陛下との謁見は段取り通り行なわれた。ドラゴン魔石を国王の側近に渡しドラゴン討伐の様子を話しドラゴンスレイヤーの称号を得る。
3 ドラゴンスレイヤー
マリエール達は段取り通り、ドラゴンの魔石を国王の側近に渡しドラゴン討伐の経緯を説明した。国王は、
「おぉ~、なんと素晴らしい事だ。お前達はこの国の英雄だ。ドラゴンスレイヤーの称号を与えよう。今回の報酬は冒険者ギルドを通して渡す。ランクアップもしよう。他の望みがあれば聞こう。」
マリエールはドラゴンの買い取りを願った。これはギルド長との段取りで決めた事だ。マリアンヌは王宮図書館の閲覧を希望した。共に了解された。
国王との謁見は予定通り終わった。マリエールとマリアンヌは王女様に呼ばれている。ギルド長は宰相と打ち合わせだ。もろもろは宰相と打ち合わせる。マリエールは王女様のお茶会はさぞかし優雅なものだろうと思った。
王女様はマリエールやマリアンヌと同じ年頃に見える10代半ばの王女様だ。ちなみに言うがマリエールやマリアンヌの年は自分達も知らない。エルフは15歳を過ぎると年をとらない。自分達の年も判らくなる。マリエールとマリアンヌは自分が15歳なのか150歳なのか1500歳なのか幾つなのか判らない。王女様はとても美しかった。マリアンヌ並みの美しさだ。王女は機嫌良く2人を饗した。王女は、
「エルフの方を始めてお招きしました。エルフの方はとても気高い方が多いとお聞きしましたがあなた方を見るととてもフレンドリーに感じられて安心しました。どうぞ仲良くしましょう。」
多分フレンドリーなのは中身が人間だからだと思うよ。口が裂けても言えないけれど。マリエールは、
「こちらこそよろしくお願いします。王女様にお招き頂き光栄です。」
お茶菓子はケーキだった。マリエールもマリアンヌも始めて食べた。香織と麗奈は良く食べたが、
「こちらのお菓子の材料は南方の島でフライの使える王宮魔導師が見付けた物です。砂糖と言う物です。砂糖を使ってこのお菓子を作りました。砂糖の量が少なくって国王陛下と王妃様とあなた方が一回づつしか食べた分しかありません。私も食べたいです。フライの使える王宮魔導師は他の任務有って取りにいけません。島の地図はここにあります。あなた方が取りに行って下さい。お礼はします。砂糖きびと言う物です。砂糖きびのありかと砂糖きびの姿特徴はここに描いてあります。指名依頼です。必ず成し遂げて下さい。」
毒薬入りのケーキだ。依頼の詳細はこれもまた宰相がギルド長に伝えているそうだ。マリエールは、
「確証はありませんが、私達には転移の魔法が使えます。一度行けば何度でも行けます。沢山生えていれば、沢山採れるでしょう。」王女はいい事聞いたと言う顔した。
「世界中を周りなさい。世界中の珍しい物を集めるのです。食べ物でも物でも生き物でも話しでも構いません。褒美は差し上げます。必要な物は言って下さい。とにかく世界中の事が知りたいです。地図はできるだけ正確に描いて下さい。行ったところと行ってないところの区別かつけたいのです。お願いします。あなた達だけが頼りです。」
こうして2人の世界旅行が決まった。
王女のお茶会は南の島に砂糖きびを取り行く話しだ。転移の話しすると世界中を回って珍しい物を探せという話しになった。




