10000tトレーラー
校正をあまりしていないので矛盾や読みにくい文章が出てくるかと思いますがご了承ください
今回集まったのは、お武家様数名と馬……型のナノマシンエンジン搭載の乗り物だそうで、それと、お武家様の荷物を持つ下人ってひとがお武家様1人につき3名ほど。
後商社みたいな輸出入を扱う業者さん数名。総勢25から30くらい?お武家様は魔導アーマーに乗り込んでいてなんか様になってますなー。下人さんは歩くのかな?まじかな?
それで、護送するクルマが来たんだけど、ありゃー私の時代の輸送トレーラーだ。多分10000t級。(地球の皆様にわかりやすい言葉を使うと20tトレーラー)。
それとバスが一台追従しています。私の時代だと人口過密していたから10000tで1つの街の需要を満たすってことは出来なかったと思うけど、今の世界ってさほど街に人すんでないしね、昔と比べればだよ。
だから10000tで十分すぎるっぽいね。防衛力の無い商社さんとかがバスに乗り込んで、出発進行!……え、下人さんマジで歩くの?バス乗らないの?
えー隊列ってのは最低スピードに合わせるもんですよね、だからこの集団も歩いてる下人さんに合わせて移動してます。下人さんある程度速く移動してるけどさ。
お武家様、その馬型の乗り物に荷物載せて下人無しで来れば良いのに。非効率だなー。
魔導アーマーだってバッテリソケットにコア入れて動かしてるハズなんだからねえ、コアの無駄遣いだよ。
夜になったら各自のお武家様が陣幕を張ってそこで火を焚いてってしゃらくせえ!集まって火に当たれば効率よいじゃない!ちなみに私は今回マリーの中、しかも運転席で寝ることにしました。即座に対応できるからね。
運転席側にドラグーン座らせて、私は助手席で横になって寝るの。マリー基本の横幅ぐーんと広がったしサイズ拡大してもっと広がって貰えるから助手席で横になれます。小さいからね。良いのか悪いのか……
ちなみに馬型の乗り物、というかナノエンジンの馬なんだけど、それが可燃するおしっこを出すからそれを夜間は薪代わりに焚くらしい。苦労してるね、馬くん……
という感じで朝はノロノロ夜はごちゃごちゃという実に非効率な移動をして1ヶ月、季節がまた冬になってきました。え、これ下人さん耐えられるの?
一名の家臣はバスに乗らせるけどあとの下人は乗せず、寒さに耐えられずに死んでいくそうです、
お前ら馬鹿か。
1名の家臣以外はブラック労働で雇ったから別に良いらしい。
あほか。
マリーに全員収容することにしました。
大きくなってもらえばその分内部の拡張空間も広がるからね。
余裕で全員乗りました。口々に感謝の言葉を述べながら。食料もまあ足りると思う、以前の飢餓でほとほと参って常に豊富な量をマリーに積んでいるからね。
「ブラック労働まで乗せるとはなんと非効率な。」此奴が今回の隊長かな?一番良いアーマー付けてるな
「はあ?ごほん、傭兵としての依頼はなるべく死傷者を出さないようにってことなんで。ほら、早く進まないとトレーラーが雪で動けなくなるんじゃないかな。」グラップラー以外の人の命を何だと思ってるんだ。
「」大・正・論☆
ちょっと恨みを買った気がするけどノロノロ行進が再開しました。これいつ到着するんだろ……
もう一月もすると雪が重くなってトレーラーが動かなくなりました。家臣をバスに乗せてここで越冬するそうです。ばーかーかー!?
もうつきあってらんねーのでまず全速力で街に戻り下人さんたちを開放。涙流して喜んでくれた。良きかな良きかな。
返す刀で全速力でトレーラーさんのところに戻って牽引。ロープは私がなぜか出せるあの糸、それを3本撚りに略、そして紐にし何度も撚って。絶対ちぎれない自信が何故かある。
「つーかここまで10日もかかってねーよ。そいじゃ引っ張りまーす!」
お車様になにをする気だとかギャースカ騒いでるのをよそ目にマリーで牽引。マリーなんたって軍事車両っすからね、馬力が違いますよ。脚も、登録商標出すのははばかられますがいわゆるキャタピラですし。
(キャタピラ以外には履帯や無限軌道ってよばれます、私は以後履帯を使おうと思ってますのでよろしくね♪)
すんなりスタックを脱して、動けるように。ナノ魔導融合パワーでチェーンを作ってタイヤ全てに装着しました。これでなんとか行けるだろう。
時々スタックしますがそのたびに牽引してあげました。というかこれ馬でやれよ。もしくは魔導アーマー9体の馬力をふんだんに使って。
ちょろっとマリーが通訳になってトレーラーさんに話しかけたんですが、凄い臆病らしく今までなされるがままに過ごしてきたそうです、その気持ちわからんでもないなあ。だってただのトレーラーだもんね。この時代の一般的な攻撃で破壊されちゃう。
ま、私の奮闘でよどみなく進行してるので今までより少しは気合が入りました。越冬とか許さねえ。馬ぁ、雪にビビってんじゃねえ!家臣はいちいち主に何かあるたびにバスから降りようとするんじゃねえ!
なにげに全員乗り物なのでビシバシやると速度が出て2ヶ月目入ったあたりで街に到着しました。きたーのーうみーからー。
商社の人が最速記録だって、今度から率いてくれないかお金なら出すって懇願してましたわ。ごめんね渡り鳥なの。
とりあえずラーメン食べよ。ここはウドンが美味しい?記憶にはあるな、どんなだろう。おおー美味しい、出汁ってやつが効いていてウドンがいい感じの食感でいいですねー帰るまで何度も食べようっと。
そう、商社の人が言っていたけど10000tの中身を充満させるのに1月2月じゃ無理だそうで。塩とかも買うし昆布だ煮干しだあごだしだなんだと買うけど、それぞれ美味しい時期もあるしってことでここで1年くらい滞在して商品を集めるそうなんです。確かにそうだよね。
ちなみに今は昆布が一番美味しい時期ってことで、昆布出汁のうどんを何杯もいただきました。発音もネイティブになったでしょ、うどん。
お武家様は専用のお宿があるらしくそこで寝泊まりするっぽいですね。私は風鈴の家を出してくつろぐことにしました。
見かけは小さいからちょっとしたところに設置できる。薪ストーブも、居間が12畳の部屋になってちょうどいい発熱量になったしいい感じじゃー。
なんで今回こんなに非効率だったのか家臣Aさんに意識誘導かけて問い詰めてみたら、今回率いる人が初めてこの行軍を率いるらしく、長距離行軍の作法を分かっていなかったみたい。
下人引き連れるのはそもそもやんねーそうで。注意指導したくても他のお武家様より位が高いそうで出来なかったとのこと。
ふーん、素人に全部任せた結果か。やっぱりよくわからない文化だ。でも商社の方が最速記録って言ってたし似たり寄ったりなんじゃないかな。
プライド高めのお武家様ですが、学ぼうという意思がないわけでもなく、何名か私のプレハブの家を訪問して指導を受けたりしに来ました。外と中がめちゃくちゃ違うことに驚いてましたねー。
私はプライドと言うか結構甘い性格なので「行軍とは」講義を開催したりしました。お金取れると思うんだけど無料。甘いなあ。
結構バカにされそうな記述が多いお武家様だけど、戦闘力はすんごいですね。ちょいっと稽古を見てみたんですがすんごい。「イヤーッ!」と言ってジャッパーン刀を使って直径10cmくらいの丸太切断してました、気だな。極めて難しいよこれ。普通なら斧かノコギリ使うもん。
観察したところみなさん気の扱いは普通にできてますね。特に道中戦闘したりってのがなかったからわからなかったです。
この交流でわかったんですけど熱心な方は勉強熱心です。教える方にも気合が入りますね。私は知識がありますけど7割なので突っ込んだ議論ができないのが残念です。記憶植え付けセンターとかないかな。図書館でもいいです、本の代わりに簡易PDAがおいてある施設になってたんですけどね。
どうせないものをねだってもしょうがないので、気持ちを切り替えてこの街にもある廃墟でスカベンジ!特に目新しいもんは見つからないんですけどそれでも売れる品は結構集まりました。
魔導乗りがスカベンジする習慣が無いそうで、大型素材なんかがゴロゴロ転がっていましたね。開かない地下室を扉ぶち抜いて無理やり開けたりしちゃった。
その地下室にナノ機器が手に入ったのでニコイチして半壊で使っている出力向上モジュールを直したいと思います。これで出力105くらいですね。頭脳で言えばちょっと頭いい程度。
スカベンジしたものを持っていてもしょうがないのでジャンク屋に売るわけですが、これが結構買取額が高い。経済活動が活発でユロルが回っていそうですね。ジャッパーン民侮りがたし。
銀行が機能してたりするのかな?インフレにはユロルの発行機能が必要ですからねえ…… まあなんでもいいや、この話では深く追求しないでおきましょう。
ちょっと1年は長いので冬はこれで終わって、次回春夏編、乞うご期待!




