37狩り目
唯夏をきっちりと、きっっちりと絞った後にハッとした。
ヤバい、ここ、東山君居るじゃん!
チラリ、伺った東山君は暖かい目をしていた。ホッとした私は気がつく事が出来なかった。この東山君の眼差しは私と唯夏が恋人だと思ってるからこその目で、さらに言えば暖かいではなく生温いものだった事に。
まぁ、気がつかなきゃ幸せなもので私は東山君が私の素も受け止めてくれた事に感謝して、それと同時に謝りたかった。
「……ごめんなさい」
私の突然の謝罪に東山君は戸惑っていたけど私は続けて話した。
「ずっと、嘘をついてて。私の素も唯夏と同じようなものなんです」
騙したままで、いようとしてた。最初の頃を思い出す。素を見せるのが怖くて、自分を否定して欲しくなくって。誤魔化した。
……でも、もう、そんな事しなくても良いんだなって。幸せだって。東山君の暖かい目を見て、思った。
その後、今日のところは帰るかなって思ってたから買い物に付き合ってくれると言ってくれた東山君にマジ惚れ直した!
……なお、その時につい出てしまった私のちょっと、うん、結構?激しい感じの素も東山君は受け止めてくれたって信じてるよ?きっとあの時の東山君の顔が引き攣って見えたのは気の所為だね。まだまだそんなに東山君が驚く様な事してないしね!
器の大きさLOVEだよ!東山君〜!!大好きだ!




