26狩り目
「……え?」
嘘でしょ?な、なんで??
いやいや、分かってはいたよ?いたけどさ、だけどね!だけど、それはちょっと……。
私がこんなにも困惑してるのには訳がある。
それは……
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「だからね。貴女と!東山君の!ふ!た!り!でね。
勉強お疲れ会と書いて秘密バラしの時間、または自分の欲望をありのままにさらすと読む買い物に行って来て欲しいのよ」
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と言う訳である。
いやまぁ分かるのだ。すでに買い物の約束は取り付けており今更、別の日にしてもらうのはもう約束した日が明日に迫っているという事もあり流石に動かせない。それにもちろん当たり前だが補習の日もずらせない。
嬉しいけど、緊張も色々大きい。私の本性を、本心を、記憶が蘇って唯夏以外の誰かに初めて、そう、初めてさらけ出そうとしているのだ。
それも、自身の好きな相手に。
幻滅して欲しくない気持ちとありのままの姿の私を否定しないで欲しい気持ち。真逆の想いだけど、普通は一緒にはいられない想いだけど。でも確かな私の本心なのだ。
それにそれなら唯夏は巻き込まずに済む。さっきまでその事に気付かないふりをしていた。だって一人で行くのは怖かったから。だけど、だけどきっと。今回は、一人で行くべきなんだと思う。私の狩りをするのだから。
そうして、覚悟を決めた私は用事が駅であると言う唯夏と別れて明日の事を考え始めた。
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「上手くいくと良いねぇ」
ある少女がそっと手に持ったプリントに目を落とした。そのプリントには、90点越えの高得点が書かれていた。
そのプリントをまたファイルに入れて少女は駅へ歩き出した。
「さーて、明日はどうなるかなぁ?望遠鏡でも買って来よっかな?」
少女は何かをデガバメする気でいたらしい。
そのデガバメが何を指すのかは、少女しか知らない。




