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24狩り目
あの後、テストが終わって何時ものように唯夏と一緒に帰ってから。
私は普段と変わらない毎日を送っていた。
……この日までは。
今日、この日ばかりは平常じゃあ居られなかったのだ。
今日、今日この日は!
テストの点数と共に、学年での成績表がわかってしまうのだ……。
しかも、その成績表は生徒の保護者に確実に伝わるネットワークがあり、隠す事などは出来ない。恐ろしい。
そして、私の結果は……
余裕だったわ〜!
今回も楽勝!ヒャッハー!!
順位もいつもと変わらない学年10番台を獲ってるし、成績は国語が上がったくらいだぜ!
舐めんなよ!東山君の為に頑張ってきたこの、私をなぁ!!
と、テンションが上がりすぎちゃいましたわ!
そんな脳内での暴れ具合をおくびにも出さない、いつもの微笑みを浮かべている私になんだか、不吉な影が近づいて来た。
正直、嫌〜な予感がしたから話しかけたくはなかったのだけどすっごいこっちを見てくる。
「……唯夏、何?ちょ、ちょっと怖いんですけど」
……沈黙が続く。
「あの、ゆ、唯夏?「後で、後で話しがあるから!」
それだけ言って唯夏は自分の席に戻って行った。
そして、この時の私はその『後で』にあんなにも驚く事になろうとは思ってもなかったのだ。




