第23話 新種のヒルを発見
新種のヒルを発見したんです。
鉢のサボテンを庭に植え替えるべく、地面を掘り返したときのお話でしてね。
スコップで掘ったらすぐ下が粘土層だったので、これは水はけが悪いに違いないとより深く掘って、他所から土を移植したのです。その際。
地面をモリモリ深く掘ったら出てきましたミミズ。かわいいもんです、ひょいとスコップに乗せてちょっとだけ移動してもらいます。
手でやらないのはね、熱すぎるから。36度もの高温で触られたら火傷しちゃいます。地面の中なんて30度を超えることなんて滅多にないですからね。
んで、わっせわっせと掘るとまた出てきました、今度はヒルが。
ヒルなんてこんな地面の奥深くから出てくるもの? とちょっとだけ疑問に感じつつ同様にご移動願おうとしたら。
異様に長い……。
さらに頭が二股に分かれているゥ!?
超絶きもい。エイリアン風。シュモクザメのように頭部がハンマー状なんです。
でもまあ進化の過程で獲得した、有利な形状には違いない。
きもいことには変わりないですけど。
そんな長くて二股頭なんてヒルは見たことがないので、もしかして新種かなと思い写真を一枚。
その後調べるのを失念しておりました。
今回エッセイに起こすにあたり(なんかこんなの最近書いたような)調べましたところ。
新種なんかじゃ全然なかった。既知どころか有名生物。
クロイロコウガイビルというそうです。
1857年に発見されたそう。惜しい、1856年におれごんが見つけていれば。ガッツリ幕末ですけども。
もっと長い個体もあるそうです。よりきもい。
ミミズ対比でもすごく長かったので、スコップで切断しなくて良かったなと思いきや、半分に切ったなら2匹になって再生するとのこと。まじすか。
自切、自分で切って増えることもあるとのこと。
100個に分断したなら100匹になる(実話)って……。
やっぱきもいじゃないですか。




