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幻技者の征服記  作者: 青野恋夢
さまざまな秘境へ
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白銀の秘境

第4の秘境「ラルーダ」に向かっている途中だ。


「ファイス、ちょっそれはいくらなんでも可愛過ぎでしょ〜」


朝の件のことまだ笑ってる。そんな長時間笑えるネタだったか?

と、ワズのツボの浅さに少し引いてしまった。


「ちょっとワズさん!いつまで笑ってるんですか?」


「あぁ、ごめんごめん悪かったよ。でもっ、ちょっごめんやっぱ笑いが...」


ファイスは小さくため息を吐き、なんだか呆れた様子でいた。


「なぁワズ。これから秘境に行くってことちゃんとわかってのかぁ?気引き締めていかないと命の問題だ」


「ごめん。そうだよねちゃんと気引き締めていかないとね!」


ワズは頬を叩き、気持ちを瞬時に入れ替えた。


「なぁカエラ「ラルーダ」ってどんなとこにあるんだ?いまいち場所がわかんなくてさ」


「確かに俺もあまりわかんないな。ちゃんと実物を見て確かめることにしよう」


そう言いながら、森を抜けるとそこには激しい吹雪が舞う、それはそれは白く幻想的な雪原があった。


俺らは思わず口を開けて呆然と立ち尽くしてしまった。


「ねぇ、これってどういうこと?さっきまで普通の暖かい気候だったじゃん」


俺は少し時間がかかってしまったが、答えを出した。


「ここが秘境だ。俺は昔ある噂を耳にしたことがある。『秘境内は、外の気候には影響されない。反対に秘境内の気候は外の気候には左右されないことがある』って。だからもう俺らは秘境内いるんだ」


「マジか。それはオーブの力とかとも関係があるのか?」


「わからない。その噂を聞いた頃は、秘境が何なのかすらもわからなかったからな」


俺らは一通り考察した後、秘境へと歩みを進めた。

1歩、2歩、3歩...

すると...


「ワオオオオオオオオオオオン!」


突然、オオカミの勇ましい雄叫びが秘境内に響いた。

それと同時に俺らの前に3匹のオオカミに行手を塞がれた。


俺はすぐさま〈宝探し〉を使い、いろいろ見てみることにした。


人喰いオオカミ 弱点:腹、炎魔法 

        攻略方法:炎魔法で火傷させながら、

腹に攻撃する隙を狙う。


ジャイアントウルフ 弱点:腹

          攻略方法:炎魔法が効かない為、足を攻撃し、転ばせ相手の隙をつく。

なお、ジャイアントウルフは丸呑みされる可能性大


何だこの雑な情報は...

全然掴めない。俺はこのオオカミを倒さずにオーブだけを持ち去ろうとも考えた。だが、そんなことは不可能だ。

それは、ジャイアントウルフがこの秘境「ラルーダ」のオーブさえも丸呑みしてしまっているから...

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