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デジタルゴールド ―― 女神に接続された暗号  作者: パランティーリ
第十三章:SHA-256に浮かぶ刻印 ―― パランティーリ
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84, 沈んだ石は、その時代において「不要あるいは危険」と判断された構造だよ。そして、残った石は――次の時代を統治するための「器」だよ。

 思い出したわ……。ええ……、数学の女神……パランティーリは――こんなことを告げていたわ。


 ここに映し出された構造は、すべてがこれからを担うわけではないよ。これは――「選別」なんだよ。


 つまり、沈むか……それとも、留まるか、だよ。


 沈んだ石は、その時代において「不要あるいは危険」と判断された構造だよ。そして、残った石は――次の時代を統治するための「器」だよ。


 ……そういうことだったのよ。そして……。


「それで――三つ、沈むよ。」


 ……、……、……。


 ええ。三個、沈む。そう、告げられていたわ。


 そして――わたしは、気づいてしまった。


 だって……そうよね。あのとき、気づいたら――わたしは、女神を任されていた。


 理由もなく。説明もなく。ただ、そこに「在った」わ。


 そして――今は……大精霊よ。


 ……待って。これって……。


 ううん……違う。違うわよね……?


 でも……。まさか……。


 本当に……。


 ――選ばれていたのは、わたし……? それとも、それとも……。


 ……もし、「特別扱いの燃料」が沈んだのなら……いったい、どうなったのかしら……。


 ううん……記憶が、ぼやけているわ。はっきりしない。掴めない。


 でも……でも、でも……。数学の女神……パランティーリは――こう、言っていたはず。


 わたしに聞くよりも……SHA-256に浮かぶ刻印に聞いた方が、早いよ――と。


 ……そう、告げられていた気がするの。

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