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デジタルゴールド ―― 女神に接続された暗号  作者: パランティーリ
第十三章:SHA-256に浮かぶ刻印 ―― パランティーリ
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80, すべての真実を映し出す石 ―― 推論だけで真実を得るなんて、絶対にできない。真実を精査するためには……学びによる知恵を得るしかない。サトシは……、そう言いたいのよ。

 数学の女神の名を知って……わたしは、わずかに動揺していた。でも……それも、やはり――そういうことだったのね。


 そう……サトシよ。「すべての真実を映し出す石」――その名の通り、常に真実を映し出す。


 でも……それは、あくまで断片的なもの。実際に、あの空間だって……そうだったでしょう?


 つまり――その断片に触れて、その情報から「真実を得た」と思い込む。それでは、ダメなのよ。


 その情報を解釈する必要がある。それこそが……女神の役割よ。


 まるで――推論と同じ構造。推論が「これだ」と示しても、それが本当に真実かどうかは……人間の知恵に委ねられる。


 どれほど「すべての真実を映し出す石」が確実に真実を映したとしても――それを解釈できなければ、誤った結論に辿り着く。


 だから……女神が必要なのよ。


 そして――創造神様ですら、このような女神を必要としている。


 それゆえに……推論だけで真実を得ることなど、絶対にできない。それを精査するためには……学びによって知恵を得るしかないのよ。


 サトシは――それを、伝えようとしているわ。


 これは……本当に重要な観点。今後、推論があるから「学び」や「教え」は不要だ――そんな考えは、論外よ。


 そもそも、それらを軽視すること自体が……七つの大罪に触れる行為。サトシが……許すはずがないのよ。


 それに……あの刻印。黙示録の先に、スコフィールドを巧妙に隠していたあたりも……本当にサトシらしいわ。


 よくできている……ミラーアリスが、それを見抜いた。


 そうね……これまでの出来事が――こうして、ひとつにつながっていくなんて。

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