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クリームシュカの好物

一応クリームシュカも人外

「ところでクリームシュカ」


「ん?なーに?」


「クリームシュカは血以外の好物はなんです?」


急に気になって聞いてみます。するとクリームシュカはすごくいい笑顔で爆弾を落とします。


「体液!」


「は?」


思わずドスの利いた声を出してしまいます。マジですか?


「あ、いや、引かないで…一応僕も人外だから、なんていうか、仕方ないっていうか…でもやっぱり一番は血なんだけど!」


「動揺し過ぎでは?」


「だってリーンカに嫌われたくないんだもん!」


またこの人はそうやって人に期待させるようなことを言うんですから。


「はいはい、引きはしますが嫌いませんよ」


「や、やっぱり引くの!?お願いだから引かないでー!」


いやいや、流石に好物が体液とか…ちょっと…。


「い、一応!一応、えーっと、甘い物は好きだよ!」


「ちゃんと普通の好物あるじゃないですか」


「んー。でも、やっぱり人間の血とかの方が美味しいんだよね…一時期人間と同じ食事にチャレンジしてたんだけど。それはそれで続けられてたんだけど、やっぱり好きなのは血だなぁ」


「そうですか」


一応人外ですものね。


「クリームシュカといると貴方が吸血鬼だと忘れてしまうんですよね。一応ちゃんと人外なんですね」


「むむむ。そんな言い方しなくても」


それは人外発言についてですか?吸血鬼だと忘れてしまう発言についてですか?


「んー。まあでも!リーンカだけで十分かな!」


またこの人はすぐにそういうことを言う。


「はいはい。さあ!準備も整ったところで人助けに行きますよ!」


「だからなんでいつもリーンカばっかりが仕切るのさー」


「え?なんで私が仕切るのか?貴方が優柔不断だからですよ!ほら、早くいきますよ!」


「はーい」


こうして今日も、いつもの日常が始まります。

でもやっぱりのほほんとしてる

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