探査船、現在音信不通
宇宙探査船、ファンタジー惑星にて帰還せず!
第1話 探査船、現在音信不通
マッドサイエンティストが作り出した人造人間。
スレインは最強の戦闘兵だった。数々の戦場で戦い抜いて生き残ってきた英雄だ。
マッドサイエンティストが捕まり、彼は解放され自由になった。
しかし、彼の好奇心や冒険心は止まらない。
彼は宇宙探査事業団に雇われる。困難な訓練をクリアしたスレインは、数々のミッションをクリアしていった。
そして彼は、他の人造人間らとチームを結成。宇宙探査船フリーダムフォレスト号に乗り込み、未開の宇宙へ突き進むことになった。
〈探査船フリーダムフォレスト号乗員〉
キャプテン スレイン
副長 アストリア
航海長 セドリック
航海士 アストン
機関士 ヤエモンド
ドクター ドク
メカニック ギルバート
サポートロボ ムゴン
サポートアンドロイド Alpha、Beta、ganma
宇宙探査船は未確認恒星系Xに向かって航行中。ワープを繰り返した。
何度目かのワープ中、エンジントラブルにより、航行不能に陥った。
そして未確認惑星ミザリーに不時着するのであった。
「キャプテン。エンジン再始動できない!」
「なんだって?」
「機関士、機関部へ行って様子を見てくれ。」
「わかった。様子を見てくる。」
そう言って機関士ヤエモンドはブリッジから出ていった。
「本部への通信可能か?」
「駄目です。ノイズばかりで通信不能です。」
「副長。探査ドローン1から4号まで発射。」
「了解。発射準備1・2・3・4。」
「発射!」
母船上部ハッチが開き、探査ドローンが次々と発射された。
「コンピュータ、ドローンからの情報を分析。」
コンピュータが大気情報や気圧、酸素濃度などを分析する。
「分析結果、酸素濃度適応。人間が活動できます。」
「それは良いな。」
「アンドロイド、アルファらは船外活動。探査船の状態を確認せよ。」
「了解。アルファ、ベータ、ガンマは船外活動を開始させます。」
アンドロイド達はブリッジを出て行った。
さてと、ドローンの画像を見てみようかとスレインは思った。
「探査ドローンの映像を出せ。」
「了解。」
ドローン映像がメインスクリーンに分割映像として流れる。
「ほとんど森と岩場ばかりだな。」
「おや?」
「何か建物が見えた。」
「探査機1を拡大画像にしろ。」
「了解。」
探査機1ドローンが撮影した画像が、メインスクリーンに映った。
「ちょっと戻せ。」
「そこ、遠くに何かある?」
「なにやら街があったな。」
「よし、俺が確認してくる。」
「はい。お気をつけて。」
サポートロボット・ムゴンはブリッジの片隅でその様子をじっと黙って見ていた……。
副長に後を任せ、キャプテンはアンドロイドのベータ、アンドロイドのガンマと共に、内火艇01で偵察へ乗り込み、街を見に行くことにした。
街は中世のヨーロッパ風の感じで、石畳にレンガの建物や石壁の建物などが立ち並んでいた。人々の着ている衣装も、やはり中世ヨーロッパ風だった。
光学迷彩で内火艇を森に隠し、外へ出た。早速、街へキャプテンらは向かった。
街のあちこちを見てまわり、カメラで撮影したり、サンプルの土や石や草などを採取した。
現地人の言葉を収録し、メインコンピュータに解析させて、翻訳ソフトを作った。そして翻訳機にソフトをインストールさせた。
「これで現地人と会話ができるぞ。」
街には冒険者ギルドの建物があり、調査のため中に入る。
「おいおい、に〜ちゃん。おかしな鎧着てるな?」
スレインは戦闘用アーマーを装備していた。
「後ろのキレイなネーチャンをちょっと貸してくれよ。」
などと冒険者ギルドにある酒場にいた男らが絡んできた。
無視していると、さらに絡んできたから、片手で投げ飛ばした。
「てめぇ、何しやがる。」
男達は次々殴りかかるが、スレインに返り討ちにされて吹っ飛ばされる。
カウンターの受付嬢がそれを見て、顔を赤らめた。
「すまない。だが正当防衛だ。」
「はい。見てましたから大丈夫です。」
「すまないが、ここは?」
「はい。冒険者ギルドです。」
「ん? 冒険者ギルド?」
「モンスター退治などの依頼を冒険者ギルドが受け付けて、冒険者に委任させるための施設です。」
「なるほど。」
これは情報収集に持ってこいだな。
スレインは即断即決し、冒険者になろうと決断した。
「では冒険者登録を頼む。」
「分かりました。」
登録が完了すると、早速簡単な依頼を引き受けた。
キャプテン・スレインの冒険者生活が今始まった。
しかし表に出ると、先ほど投げ飛ばした男達が仲間を多数連れて待ち構えていた。
「さっきは世話になったな。」
「お前達、やっちまえ!」
男達がスレインに襲いかかるが、次々と蹴散らされていく。
アンドロイド達に襲いかかるが、やはり吹き飛ばされた。
「くそっ! 覚えてやがれ!」
そう言って男達は逃げ去って行った。
「やれやれだな。」
最初の依頼をこなすため、スレインは活動を開始するのであった。
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今年の3月に書いた、12話ほどのコンテスト用作品です。
忘れていたんですが、最近見つけました。
勿体ないので修正して投稿しました。




