表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/49

メリスの危機

皆様お久しぶりです!久々の投稿で文字数が少ない気がしますがこれからはちゃんと投稿します、よろです!

「いーやーだー!!!」


「ルーシー……この期に及んで剣を使うのを恐れたのですか!」


「ルーシー、剣の腕が鈍ってても気にしませんよ!」


木に掴まり、絶対にあのパーティーには参加したくないと駄々をこねる


「違う!私は蜘蛛が嫌いなんだ!」


どうやら、ルーシーは蜘蛛さんのことが嫌いなようだ。


「そんな事言わずに、ほっ!」


グレイはルーシーが掴んでいる木を片手で掴み持ち上げる。


メイはポカーンと口を開け見ている。


「ずるいぞ!こういう時に片腕だけ龍化するなんて!ちょっとグレイ悪かった!頼む!しぬって」


「ではルーシー行ってらっしゃーい」


グレイは笑顔でルーシーを蜘蛛のパーティー会場に放り込む。


「鬼畜だァ!!!!!」


そして放り込まれたところはパーティー会場の真ん中……。


「や、やぁ、ま、間違えて、は、入ってきちゃったなぁー」


ガサゴソ ガサゴソ カシャカシャ


嫌な音が耳に入り込んでくる。


「えぇい!全部殺してやる!」


そして蜘蛛とルーシーの戦いが始まった。


「あ、あのグレイさん、ルーシーがピンチになったら助けてあげるんですよね?」


「それはあなたの役目です、パートナーがフォローしてあげてください、って、それにしてもルーシーは確かに剣さばきがいいですね」


「やっぱりそうですよね!」


何故か嬉しそうなメイ、よっぽどルーシーが好きなんだろう。


そしてルーシーはというと、蜘蛛を切ったり焼いたりで流石は魔剣士、魔法と剣であっという間に殲滅した。


「も、もう嫌だ……」


「お疲れ様です、今日はもう……」


嫌な気配を感じた……しかもそれは物凄いスピードでメリスに向かっている。


グレイが突然焦りだし、ルーシーが慌てる。


「ど、どうしたグレイ?」


ただ、それをスパッと返す。


「急いで帰りますよ」


「グレイさん、どうしたんですか?」


「取り敢えず、メリスについてから話します」




そして十分が立ちグレイたちもようやくメリスに着くが、目に映ったのはいつものメリスではない、無残にも破壊され、人々は倒れたり、逃げ惑っている。


「な、何が起こった!」


ルーシーが倒れている男に聞く。


「……ぐ、さ、さいのバケモノのが……まだギルドで戦っている……」


そこで男は気を失ってしまった。


「ヒール!」


メイが回復魔法を広範囲でかける。


「やはり、来ましたね……」


「来ましたねって何のことだ!」


ルーシーが食って掛かってくる。


「獣王の兵と言えばいいでしょうかね、さいのバケモノ、そんなもの鋼鉄の騎士ルシャヌしかいません」


「ギルドへ急ごう!」


「メイは残って街の人達にヒールを掛けて回ってください!」


こうして獣王との戦いが始まった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ