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暗殺者は教えるのも得意?5(番外編)

「ルーシーいいお知らせと悪いお知らせがあります、どちらを先に聞きたいですか?」


突然休憩中にグレイが聞いてきた……嫌な予感がする。


「悪い知らせから……」


「今、現在既に話が始まっています、よってお勉強開始です」


ルーシーはショックを受けている。


「……いい知らせは?」


「今回で世界史終了です」


「やったぁぁぁ!!暗記地獄が消える!」


ルーシーは両手をあげ飛び跳ねる、そんなに世界史が嫌いだったのですか……。


「ですが、ほかの勉強もあるので……」


「それでも嬉しいな!頑張るぞ!」


「では今回はルナではなく私がやりましょう、スタートです、まずは古代文明〜仏教とジャイナ教の成立についてです。

前2400年頃にインダス川流域に青銅器や文字が使用されていたインダス文明がありました、そしてそれが衰退した後、中央アジアにいたアーリア人は、カイバル峠をこえパンジャーブ地方に移動しました。そして前1000年までにヒンドゥー教の元になるバラモン教とカースト制度の元になるヴァルナが成立しました。」


「なるほど、やはり世界史は強敵だな、記憶力向上魔法……」


「ダメです、人間は真面目に覚えるのですから!そしてですね、バラモン教を支えたヴァルナはバラモン(司祭者)を最上位として、クシャトリヤ(武人や王侯)、ヴァイシャ(庶民)、シュードラ(隷属民)の4つに分けました。そして前5世紀にはガウタマ・シッダールタ(ブッダ)の仏教と、ヴァルダマーナのジャイナ教が生まれました」


「またもやここでも4つのやつを覚えた方がいいな、バラクシャヴァイシュー(場落車買収)だな」


「それでもいいですかね、」


「そして次に入りますよ、古代王朝の興亡についてです、この頃にアレクサンドロスの遠征軍が西北インドに侵入してマウリヤ朝が生まれました、マウリヤ朝はアショーカ王の元で仏教が盛んになりました、その後イラン系のクシャーナ朝は二世紀半ばのカニシカ王の時全盛期を迎え東西交易の利益によって繁栄しました。そしこのころに大乗仏教が生まれました、また仏像が作られるようになったのでガンダーラ美術がはやり、同じ頃南インドのサータヴァーハナ朝などの諸王朝は海の道で繁栄しました」


「うーむ、長い、ここは注意して読むんだぞ?」


「そして四世紀前半北インドを統一したグプタ朝の時代にインド古典文化は黄金時代を迎えました、グプタ美術が栄え、またゼロの概念を生んだ数学などの自然科学も発達したのです。

そしてそのご、7世紀前半にヴァルダナ朝が北インドを統一しましたが滅んでしまいました、そして仏教やジャイナ教の影響を受け成立したヒンドゥー教が広まりました」


「ゼロの概念か、かっこいいな!」


「そして最後!インドのイスラーム王朝についてで世界史は終わりです、皆さんも一緒に頑張りましょう!

まず13世紀はじめにマムルーク(奴隷軍人出身者)により、インド初のイスラーム王朝(奴隷王朝)が北インドにうまれました、以後合わせて5つの王朝(デリー・スルタン朝)が交替しました。そしてヒンドゥー教のヴィジャヤナガル王国が海上交易で栄えました!」


「終わったァ!!」


「皆さんお疲れ様です!世界史は以上です!」


「フゥ、これはデートが楽しみだ……」


「「では皆さんさようなら!」です!」

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