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変革_2
急に他所から近づく男に
集団でリンチをかけていた男たちが
振り返る。
「何見てんだコラ。見世物じゃねえぞ」
男はドスの効いた声で脅されても
どこ吹く風と鼻で笑った。
「はっ。こんな悪趣味な見世物、
誰が好んでみるかよ」
「じゃあ、邪魔すんなよ。
それともなんだ。お前は正義の味方様ってか」
「正義なんて。あまり笑わせるな。
そんなもん、むしろこっちからクソくらえだ」
男は壁にもたれて、背中を預ける。
「まぁいいから続けろって。
こんなご時世だもんな。
そりゃいじめだってやりたくなるだろうよ」
「どこの視点から言ってんだよ!」
「そりゃ大人目線だ。俺は23だからな」
「なら若造だろうが。
俺たちゃ30越えてるぞ」
「年齢の数の問題じゃねえ。
群れなきゃ強気に出られないガキを
大人として監督してやろうっていう
親心っていうかー」
「先に年齢出してきたのはお前だろうが!」
ついに怒った一人が
23才の男に殴りかかる。
「止めとけ。ガキが大人に勝てる訳ねえだろ」
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