1-12.女たらし
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いおりが姿を消して1週間
「あわわわわわわどうしよ!どうしよー!いおりがみつがんないよー!」
連日頭を抱えるアリスがいた
「ギルドに捜索願いも出したし待つしかないさ」
「でも!でも!バイト先に行っても数日間休むって1回来ただけって!」
ふむ、休むことは伝えてあるのか
「ならアリス、いおりの身に何かあった訳ではなさそうだ。安心していいぞ」
ハッとした様子のアリス
「……それもそうね」
「でもやっぱり心配だから今日も探しに出かけるわ」
本当に優しい子だな……
自分の教会は爆発させられたというのに
普段はなぜあのように振舞ってるのだろうか……
……あぁいおりがバカだからか
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そして私たちはいおりを探しに街に出かけていた
「ふーふふん♪」
「いーっぽ進んでふふふん♪」
「機嫌が治ったのは良いことなんだが、そんなにゆっくり進んでると日が暮れるぞ?」
「んーまあ、なんかどうでも良くなってきたわ!男子3日会わざれば刮目せよだっけ?いい影響がある気がしてきたわ♪」
あっけらかんと言うアリス
この子は本当に優しいのだろうか?
「あ、いおりだ」
「え!?」
そんな軽いことあるんだ!?
泣いてたよね?!
……何はともあれ、見つかったのは喜ばしい
「おーい!いおりー!いおりってばー!」
「え?!あ!逃げた!」
彼は私たちに気づくと颯爽と逃げ出してしまった……
「…………え?」
「追わなくていいのか?」
「え?あーまあ元気そうだしいいんじゃないかしら」
「なんか暇になったわね……クエストでもしない?」
「あぁ……わかった……」
「じゃあ決まりね!ふふふーん♪」
なんと言うか……なんとか……言葉にできないものがある……
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ということでモンスターの討伐に来ていた
「今回はちゃんと武器持ってきてるのね!偉いわフレイ!」
「まあ、前衛が私しかいないからな」
「それもそうね」
「モンスターはどこにいるかな〜♪」
……今日のアリスはとてもリラックスしているようだ
もしかしていおりを見守るストレスから解放されたからだろうか?
「……」
「ねえフレイ、あそこに居るのはモンスターかしら?」
アリスが指をさした方を見るとそこには知らない女を連れたいおりがいた
「あれは淫魔だろう」
「女の敵だ、始末するべきだな」
「とりゃーー!!!」ブゥン!
思いっきり剣を振り下ろす!
「ん?うああああああ!!!!!!」ヒラリッ
「何すんだいきなり!このひとごろし!」
チッ避けられたか
「仕留め損なった!アリス!」
「任せて!えい!」ガゴンッ!
「ヒィィィィ!!!!」
「まとう!まってみよう!話をしてみようじゃないか!」
「言い残すことはそれだけかしら?」
今にもモンスターを殺害するという直前
「あのー?」
淫魔の被害者が話しかけてきた
「一旦お話を聞いて貰えませんか?」
実績解除:殺人未遂
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次回は21時頃に出します




