1-10.初魔法
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次回は20時半あたりに出します
魔穴だとかなんとかを開けるという拷問の後
おれは気絶してしまっていた
「……あたまがいたい……」
目が覚めて早々さいあくの気分だ……
「目が覚めたようね!」
甲高い声が頭にひびく
……そういえばこいつにひどい目に合わされたんだったか
「おい、もう拷問はおわったんだろう?手足を縛ってるのはなんでだ」
なんとおれは手足を縛られていた、殴ろうと思ったのに……
「……暴力振るわれるかなって」
大当たりだ
「ニコッ、そんなことしないさぁ」
「さ、はやくはずしてくれ」
「……それで魔法を使う準備はできたから理論の話をしようと思うのだけれど」
どうやら、外してくれることはないようだ
……近くに来たら噛み付いてやる
「あぁ、かまわないよニコッ」
「そ、そう?」
「まず、魔力を感じて欲しいんだけど」
「手にぎるわね?……なにもしないでよ?」
「もちろんさぁニコッ、さぁ早くニコッ」
アリスはずいぶん警戒しているようだ……
魔法でこいつのこと遠隔でなぐれねぇかなぁ……
「手首にしとくわ……」
くそ!!!!!!!
ぎゅ
……アリスの手から暖かい流れを感じる
あ、手汗か
「なぁ何もわからないんだが」
おかしいわね……そんなことをつぶやくアリス
「えー、じゃあちょっと無理やりするわね」
「おい!まて!それはちがっっ!!!!!」
一その刹那、胸の奥がつかまれる
「あがっ……!」
「今つかまれた感覚がしたのが魔力ね、右手の方に動かせる?」
言われた通り魔力を動かそうと意識を集中させる
「ぐっ!!!!!」
いたい……!!!!
まるで小石を血管に流しているみたいだ……!!!
今まで使ったことがなかったためだろうか、凝り固まっているという表現の他ない
痛みに耐えながら右手に塊を少しずつ動かしていく
「うん!動かせているみたいね!」
「魔力を手のひらに集めるようにしてみて!」
「そうね、、ボールを持つイメージかしら!」
ボールを……持つ……
魔力を少しずつ集めていくと一
手のひらに光る球が現れ始めた!
「よくやったわ!これが基礎中の基礎!」
「魔力弾ね!」
こんなに苦労して、やっと、基礎か……
成長の実感と先の長さに気苦労が絶えない
「…………これは実践で使えるのか?」
んーと頭をひねるアリス
「魔力量によるけど、まあ石を投げるよりかは強いわね」
「じゃあもうやめていいわよ、ここは教会だしもし暴発したら危ないわ」
暴発すんのかよ!なんで教会でやらせたんだ?!
「わかった」
…………手のひらをアリスに向け
異世界にきて念願の魔法をついに放つ
「魔力弾!!!」
「ちょっと!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!
念願の初魔法は見事アリスのみぞおちに命中した
異世界にきてここまで気分が晴れたのは初めてだ!
初魔法と復讐を終えた喜びを
生涯忘れることはないだろう
実績解除:リベンジャー




