小話.動く木の切り方
ネズミ退治に失敗した翌日
動く木の切り方を学んでなかったのが原因だと考え親方に頼み込む
「親方!おれもっともっと木こりについて知らなきゃなんです!」
「おれに動く木の切り方を教えてください!」
……少しの沈黙が冷や汗と共に流れ、
ようやく親方の口が開く
「フンッ下っ端がいっちょ前に……」
「……覚悟はできてんだろうな」
「はい!」
「おい!アックス!お前もついてこい」
「はいっす!」
こうしておれとアックス先輩は親方と深い森に入り、動く木の群生地へと踏み入れた
「いいか、動く木は素早い、そして主に根で攻撃してくる、手数も多い」
「慣れるまでは複数人で切るんだ」
「「はい!」」
「ポイントはヤツの攻撃と移動手段がどちらも根ということだ」
「攻撃してきた根を切れば移動速度は落ちる」
「ただ気をつけろ、ヤツは近づくと噛み付いてくる、だが口の部分は避けているから他よりも切り倒しやすい」
「上手くカウンターで返すんだ」
「分からないことはあるか?」
…………すげぇ
持ち方はこうとか言ってた人と同一人物だとは思えない
しかし、知りたいのは
「はい!どうやって根を切るんですか!」
想定外の質問だったのか少し考えて、親方はこう答えた
「……こうコンパクトに…………こうだ!」ブォン!ブォン!
稚拙な説明とは裏腹に美しいフォームで斧が振り回される
………………きっと見取り稽古なのだろう
……アックス先輩が唖然としている
どうやら説明が下手なだけだったようだ
親方の説明にどう対応していいか分からず
森のざわめきだけが場を支配した
ピルリリシャー!
沈黙を切り裂き、動く木が現れた!
(助かった!)
「さっそくお出ましのようだ、やってみろ」
動く木の攻撃!
▶ウッドウィップ!
うなる根がこちらに飛んでくる……!
とりあえず親方の言われた通りコンパクトに……!
「あたれーー!!!」ズバンッ!
当たった!
ピルシャ!?
「いおり!詰めるぞ!」
アックス先輩の指示と共に距離を詰める
ビルシャァ!
▶噛みつき!
大きく開かれた口にカンターを叩き込む!
ズババッ!!!!
…………動く木は倒れた!
「やっ!やったー!できた!」
異世界にきて初めて戦闘に勝利できたことに無類の感動を覚え、つい子どものようにはしゃいでしまった
パチパチ
「よくやったないおり!」
「今回はアックスのサポートがあったがお前ならすぐ一人でこなせるようになるさ!」ハッハッハ!
「親方!」
ヤリマシタヨ!ヨクヤッタゾ!ワイワイ!ヤイノヤイノ!!!
「………………」
アックスの心の声
(……なんで木こりがトレント狩ってんだろう)
読み直すと一瞬で読み終えてしまいますね
もう少し読み応えのある文章つくりたいんだけどなぁ
戦闘描写下手でごめんなさいこれからも頑張っていきます
あとアックス先輩の絡ませ方がムズすぎました
キャラぶれてると感じさせてしまったらすみません
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