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初期装備が地味すぎる

この小説を開いてくださり、ありがとうございます!

初めて小説を書いてみました。週一くらいのペースで書いていきます。最終話まで書けるよう頑張ります。暇な時があったら見ていただけると嬉しいです、、!

ある日突然、一人の少女が命を落とした。

その少女の名は音白(おとしろ)修羅(しゅら)

中学二年生。アニメや漫画、特に「異世界」には興味があり夢見ている。そんなごく普通でちょっと厨二病な修羅がとある理由で亡くなってしまった。

亡くなった翌日。

目が覚めるとそこは見知らぬ大地であった。


「…? ここ、どこ?」


「すごく居心地がいい。よく眠れそう。不眠症の人には最適かな」


…と言いながら手元にあるものを見る。

それは…紛れもないソプラノリコーダーだった。


「何これ、ソプラノリコーダー?」


「なんで持ってんだ」


困惑しながらそれを確認していると、

ぐぅぅーという音が腹から鳴り響いた。


「お腹空いたな」


「私の他に誰かいないかな?」


辺りを見渡していると誰かの声が聞こえる。


「ひあー!!助けてぇー!!だれかー!!」


その声の主を探し走っていると、スライムに襲われている青髪の女の子がいた。


「大丈夫ですかー!!」


シュラは青髪の女の子へ声をかける。


「いや!大丈夫じゃないでしょ!?目付いてる!?」


ちょっとバカにされて腹が立ったシュラだが今はそんな事どうでもいい。


「ねえ!誰か知らないけど助けてよぉ!死んじゃうよ!」



「あ!!」


「キミ、ステッキは持ってるの!?」


ステッキ?リコーダーのこと?と思い聞いてみる。


「リコーダーなら持ってますよ」


今思えばリコーダーってなんだよな。


「リコーダー!?それがキミのステッキか!」


「ちょっと吹いてみてよ!」



「吹く?リコーダーを?なんになるんだ…」


「まあいいや、吹いてみよう」


シュラは大きく息を吸い、リコーダーへ空気を入れる。


** ドレミファソ〜 **


吹いたと同時に、リコーダーからカラフルな光が飛んでいき、スライムへ当たる。

スライムはその光により消滅する。


「!?」


「このリコーダーが本物のステッキ、?」


「地味だけどスゴイ…」


その力にシュラは驚く。


「はぁぁ、助かった…」


「ああキミ、助けてくれてありがとう。」


青髪の女の子がリンネへそう言う。


「いえ、お気になさらず。」


シュラは青髪の女の子へそう言うと、さっきのことが気にかかり、問う。


「あの、このリコーダーって…」



「ああ、それはステッキだよ」


「魔法のね」



「魔法の?」


シュラは再び困惑する。やはり本物のステッキなのか。


「そういえば、自己紹介が遅れたね」


「私はリンネ。よろしくね」



「シュラって言います。」


「よろしくお願いします」



「敬語なんて使わなくていいさ」


「もう友達だろー」


友達。シュラはあまり馴染んでいないようだ。

そこで、友人ができた良い雰囲気の中、シュラの腹が鳴り響く。ぐぅぅー。その音がした瞬間、シュラは顔を赤らめる。


「あはは!」


リンネはシュラを見て笑う。


「お腹がすいてるんだ!」


「ちょっと歩いた先に小さいけど町がある。そこでなにか食べよう。奢るよ!」



「いいの?」



「もちろんさ!さっき助けてもらったお礼もしたいし!」


「ありがとう」


シュラはリンネに感謝し、二人で町へ向かう。





少し歩き、町へたどり着いた。


「あ、リンネちゃん!今日もお出かけしてたのかい?」


パン屋のおばあさんがそう言う。


「はい!ちょっと遊びにね」



「まあ元気ねぇ」


あはは、と笑いながらリンネはシュラを案内し、一件のバーへやってきた。


「ここで私の母が働いているんだ」


「さ、入って入って〜」


少し緊張するがドアを開け中へはいる。

バーの中は少しボロいが、年季の入っているいい店だとシュラは思う。


「失礼しまーす」


「リンネ!あんたまたどっか行ってきて!」


リンネの母親がテーブルを掃除しながら言う。


「あら、その子は?」



「あ、この子は私がスライムに襲われていたところを助けてくれたんだ!命の恩人だよ」



「シ、シュラって言います。」


年上故か一度言葉が詰まったがぺこっとお辞儀をしながら言う。


「まあ!あんたまた人様に迷惑かけて!」


「ごめんねえシュラちゃん。娘を助けてくれてありがとうね」



「いえ…当然のことをしたまでです。」



「お母さん!シュラ、お腹すいてるんだって!なにか作ってあげてよ」


シュラとリンネの母の雰囲気をぶち壊すようにリンネが割り込む。


「あんたうるさいわよ!」


「シュラちゃん、座って待っててね。今からとびきり美味しい私のお手製グラタンを作ってくるわ」



「…!ありがとうございます」


グラタン、早く食べたいなあ。

読んでくださりありがとうございます!

気に入ってもらえたでしょうか?

よくある異世界転生ものですが、初期装備でもありラッキーアイテムでもあるステッキが全部地味な話です。これから沢山の地味なステッキが出る予定なので見てみてください!

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