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学校サイコ王  作者: あまみや
斉藤くん
9/25

母ちゃん、もうキツイ 8

僕は彼女に見覚えがある。

そう、昼のブックセンターの店員さん


「なんでこんなとこに昼間の変態がいるの!?」

「ゴファァアア」


ウソだろ、信じられねえ、きゃんたま蹴りやがったこの女

今日だけで何回金的を受けたのだろうか、きっと僕の代で斉藤家は末代な気がするよ


「葵、この子が前に説明してたゆうくんで高校はあなたと同じ鈴蘭だよ」


その一言で絶望の表情を浮かべ彼女はどこかへ走り去り

右手にファブリーズを持って、戻ってきた。



「この!このっ!!(ぷしゅpしゃ」


おbぉおおお!そして僕に発射かよ!

それは人して間違ってる!僕の生物的価値は雑菌か


「ほらよ、葵」

みさすけは殺虫剤を手渡す。おい


と、ここで攻撃の手が止まり突然の沈黙

さすがに殺虫剤を人に発射するなんて、非人道的行為は気が引けるのか。僕としても嬉しい限りだが


ブシューーーッッ!

あ、違いました。単に最初のビニールのパッケージをとるのに時間かかってただけでした。


「やめなさい」


この一言で動きがピタッと止まる。


「葵がなんでそんなに怒ってるか分からないけどゆうくんは今日からこの家に住むんだからその態度はダメだよ、それに人に向かってスプレー発射なんて失礼だし行儀悪いしあと...」


助かった、これで逃げれるぞ


と、ここで逃走を謀る僕はモゾモゾと芋虫のように這って距離を置こうとしたそのときだった。

いまだにエアガンの発砲を続けるクリストファーの撃った銃弾が四つん這いになってる僕のお尻、簡潔に言えば菊部分に命中したのだった。


「アッーーー!」


情けない叫び声をあげのけ反った身体は前方にいた彼女を巻き込み押し倒す様に転倒。

そして彼女の胸部に顔を押しつける地上波なら放送できないような気まずいこととなっているのは事故としか言いようがないだろう。そうだ、これは事故だ。

お約束でベタだと思うかもしれないが、正直人生で一度もお母さん以外の女性の胸部に触ったことが無い僕としてはそれどころではなかった。ありがちとか下品とか知ったことではない、僕は今日おっぱいに触ったのだ!うおおおおおおおおおお


「あの、これはさすがに事k(ボギャぼgベキッ」



その日は最後にあいりちゃんとウイイレをした。

僕はバルサであいりちゃんは愛媛FC

圧倒的ハンデの中3-0で負けた。

僕はその日枕を濡らし続けた、神様のバカヤロー



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