食檄の主人公 4
さて、ここで問題です。
いったんはカレーを食べたいと合意した姉妹でしたが、カレーは甘口派の葵ちんと激辛ハバネロ派のあいりちゃんはどちらにするかで言い争いを始めました。
ここで中立であるはずの僕はどちらの意見を取り入れるべきでしょうか
※ヒント:僕は辛いのが大嫌いだ
3,2,1 答え
「葵ちん!カレーは辛いに決まってるだろ!僕は当然辛口だね」
「じゃぁ、あんたはそっち食べればいいじゃん」
「あ、一緒に食べよーおにいちゃん」
つまりこういうことだ!嘘言ってごめんさい!
結局、鍋を2つ用意して2種類作るという意見に帰結した。今日僕どうなっちゃんだろう
あとマトンカレーが食べたいらしい。んなお洒落なもん作れるか。すっとばすぞ
「やれやれ、買い物だけで一苦労...ん?」
気がつくと、まだ何も無いはずの買い物カゴの中にアポロが入っていた。
※アポロ:子供に人気がある変なチョコ
勝手に入ってきて悪いやつだな、こいつめ
僕は無言でお菓子コーナーにアポロを戻す。
「戻すなバカ!」
「何すんだぼけぇえええ」
「あんたがアポロ戻すからでしょ」
「ダメだよ、アポロは家では飼えないし知らない間に子ども沢山生んだりするんだよ?」
「どこの猫よ!」
まぁ別にいいけど夕食前だしさ...ん?
気がつくとカゴの中にはジョロキアソースが入っていた。
※ハバネロの10倍辛いと言われる唐辛子で世界中の自称辛党のドМ達に愛用されている。
なんでこんなもん売ってんだ、このスーパー
「おにいちゃん、カレー用にこれとってきたよ」
「ありがとう、あいりちゃん。超助かる」
「えへへ」
なんであんなこと言っちゃったんだろ...あたしってほんとにバカ
カレーの食材と大量のお菓子(葵嬢セレクション)の入った袋を両手に僕らは家に帰った。
ビーフカレーとチキンカレー、作ったカレーは割と好評だったが、デスクッキングにより生まれた真っ赤なビーフカレーを食した結果、僕のソウルジェムは真っ黒になった。
次の世界線でもよろしくね、みんな




