2章.1怖い
みーんなお子ちゃま⭐︎
「週3はこれでいい。」
(こころづえーと内心嬉しい妹ーぼうよみ)
兄からズボンとスニーカーをもらった
私は「きゃー お兄ちゃんかっこいいーー」
兄は都心のマンションを解約した
貯金はある。が家賃が勿体無い、
兄は文字通りニートになった。
兄は意外とミニマリストだ。
調理器具とか家具は
IH 対応の 鍋兼フライパンと
キッチンばさみ。ティファール。
それのみだっと言う
業務スーパーで
卵とおにぎりと豚バラ
をかって
よくチャーハン作ってたらしい。
あとは全部備えつき。
冷蔵庫と電子レンジを持っていなかったし
それはなかった。
否、彼には必要なかった
大体、外で食べるから。
卵だけはかなり買ってたらしい
栄養素として完璧って調べたから
週一で食べる。いっぺんに
10個卵を使った料理
兄は
「めだたたまご焼き」と
名付けていた。卵を溶かす。9個
崩さない、パンケーキみたいになるまで待つ。
丸い円形ができたら 直接
卵を真ん中に落とす。真ん中に目玉焼きが
できるかどうか。兄のギャンブルは
それのみだったらしい。
元々クレーンゲームも嫌いで
パチンコは音が気持ち悪くて絶対いかない
って言ってた。
話が逸れた。この「めだたまごやき」
なんのSNSに投稿するでもなく
アンビエント?なテクノに合わせて
ショート動画を個人的に兄は
調理風景を動画として記録していた。
編集もセンスが爆裂だった。
妹ゆりの一言
「おっぱい焼きじゃね」
兄は
「お前さぁ…え、かぁちゃんよりエロい?」
…..この日は兄のなんもない部屋で
語り合ってた。 兄の部屋は本当に
なーんにもない、けど
ポスターが一枚だけ
「イナズマイレブン」のポスター
それだけだった。無印初代。
それから、兄にはなんだろう
本当にお世話になってます。
お兄ちゃんにメイクを教えてもらう毎日だった
春休み。 二人の結論は
マジで基本すっぴんがいいよ
二人ともここは議論の余地がなかった
そう。(マジで疲れる)
今まで被るという発想がなかったけど
大学入学前にセカストで
800円の黒い帽子。丸い唾の
キャップを買った
入学式が終わり、帽子を被り
リュックサック+トレーナー+兄がくれた
ジャージのズボンに 母がくれたブーツ
いってきまーすと大体似たような
服装で出かけた。
こんなテキトーな感じの妹を見て
兄は「お前は本当に頭がいい正解」
学校が始まって4日目に言われた。
(何が..?意味わかんないんだけど…)
家から徒歩で15分で行ける学校を選んだ。
有線イヤホンで音楽を聴く。
偏差値は微妙くらい。Fランではない
ただ、頭がいい女子校でたなら
選ぶ人が少ない学校。
私の出身の女子校
紅雷女学院から空海大学を選ぶ
生徒は 一定のラベルが貼られる
「大学生活遊びたい」
「….ビ◯チ」
どーでもよかった。
父の教えが私を大人にさせた。
「仕事が時給1,000円なら
移動で1時間は 月に2万の
時間の損失」
もう大学が始まって3週間
本当に週3くらい
兄からもらったジャージを
履いて登校していた。
私は無地のズボンだと思っていたけど
昨日、流石に臭くなってないか
ズボンをくんくんしていた。
そしたら、なぁんかデザインを発見。
私はすこーしだけ目が悪い。
この日初めて
うっすら、「蝶々」がプリントされていた事に気づいた。黒地に黒だから、分からなかった
「げぇーーwww」って私は声に出した。
そこから細部を見ると 横にまたも黒地に黒で
ラインが入っていた。
ブーツは面倒だと思っていたけど
母がくれた白のマーチンはジップがついてて
厚底。重たくて不便だけど
なんか週一くらいは履きたかった。
それ以外は兄がくれた黒いスニーカー
ジャージに蝶々がプリントされていたのを
知った晩。私は「いっつも黒だなー」
と思って中学から履いてる
水色のフレアのデニムを履いていた
兄ちゃんがくれた靴は黒い
ゴツい、運動靴みたいなの。
それを履く。 ふと靴紐を解いた時に
「ん?」とが出た。
の靴のベロを見る
adidasだった。 「え?」と
声に出すと 黒地に黒で三本線のライン
私は一言こう呟く
「お兄ちゃんって線が好きなの?
横断歩道女?フェチ?隠れ巨乳
とか好きだよね。着痩せするタイプ。
ガーターベルト好きそう。」
学校まで歩く私の脳内。
お兄ちゃん高校生の頃よく
腕と背中が交差点みたいになってる
長Tとかパーカー着てたなぁ
最近マジで着てない、あれけっこー
すきなんよなぁ しまむらに
似たのあるかなぁ
その時の私の長Tはしまむらの
一回も見た事ない有名な映画の
コラボTだった。白の。
キャップをかぶってイヤホンで音楽を聴く
この時私が逆に中2の頃の
兄が好きだった音楽を
好き好んで聴くように
なった。 私が今好きなのは
「Crossfaith」 そればっかり聴いていた。
しまむらの長Tを着て。ボーカルのヴィジュが
….結構タイプだった。誰にも言わないけど。
Crossfaithは自分で見つけて
お兄ちゃんに伝えた。
お兄ちゃんは子犬のように目がつぶらだった。
お兄ちゃんも
「彼らは本当に素晴らしい。
てかミュージシャン全員」
兄は常々。音楽家を褒める
大人になっていた私はソッコー
「手のひらドリル返し、手のひらドリル
ドリル系お兄ちゃん。 ラァルフ」
と伝えると お兄ちゃんはソッコー
サブスクからGimme Dangerをかける
二人は歌う。
「クロスフェイス!ラァールフ!ギミッ
ファッキンデンジャー!!!」
—多分こう言ってる、?
その後のKoieのシャウトからは
歌わずに二人で頭を振る
そしてずっと聴く。扉を開けた
共有衣装部屋。
二人で「マジで神よね」
とただ、それだけ。
私の地獄耳、魔界の音楽でも発動。
続いて 「Countdown To Hell」
がかかり、私は両腕を前に
←→に重そうに開いて
「わぁあああかれろおおお!!」と暴走
逆にお兄ちゃんが冷笑。
お母さんは父に「えっヤったん?」
「んなわけあるかい」とお父さん。
Koieのの太い声を聴きながら
歩く学校への道
「Countdown to 天国♡」
私の頭の中。お花畑です♡
「ワタシは恋してます♫石北海斗君♡
きゃーーーーーーーー」
会えるか、否かが、大学のギャンブル
会えなかった日にパチンコを打ちに行く
毎日が続いた。
はい、パチンカスになりました。
ただ、会いたくない女の子もいる。
「白木 由里」 私と同じゆりだった。
そして、お好み焼き屋にいた。
美人の生徒会長だった。
——入学式
コーディネートは母に委ねた。
レディースのピシッとした
服を選んでくれた。
こはるもTPOは分かる女の子
あんなに太っちゃうって言ってたのに
入学式の頃にはスリムな体型。
てか太ってるって思った事私ないんだけど。
ネイビーのスーツを着ていた。
ピンクの髪は高い位置で結んで
髪型だけは花魁みたいだった。
私は「大学式につくや否や、なるほどね」
美容師。柳さん。蓮さん。
お好み焼き屋の美男美女。
うざいけど。。お兄ちゃん
彼等が格が違うだけだと安心した。
なんか、こういっちゃぁあれだけど
安心した。 そんなに、整ってない。
私は知らず、知らず、心が汚くなってきていた
こはるは違う学科だから離れた所にいて
ちょっと寂しい。けど、話しかけられないから
楽だぁ、と思って、ホール内席に座る。
ぼーーーっとする。人間観察も飽きてきた。
地獄耳がきついから、高2くらいから
式典の時は 耳栓をつけていた。
ただ、それでも声を拾う。
「天使、、がいる…!」
叫んでない。決して大きい訳でもない。
って分かる声なのに。聞こえる。
怖い。 「あっ….」と→右を向くと
はっきりと覚えている
お好み焼き屋で
【生活保護を促した生徒会長】
失礼します。とんと とんとんと
とんとんと とん。 古いか。笑
隣に座る。「私はあっ…どうも、はじめまし」
「あーーーー!例の!!あの」
いい匂いがする。 耳元で囁く
「商業BL大喜利の子…♡」
わからない、わからない、わからない。
座り方を見る。
両足を斜めにして座っている。
センスが面白いのが怖い。
私にとって全てが完璧。
落ち着け、落ち着け。
私はぼやく
「いきすぎぃ….ははっ」
彼女は一言
「白木百合。学生です。」
私
「岩永ゆり。やりますねぇ」
私は毎回最適解。
なんでだろう。女子校だったら
大爆笑なのに、
式典、空気、笑えない空気で
笑かしてくるのに、面白いのに
笑えない。 彼女だけが
ニコニコとしてる。ニヤニヤじゃない。
「絶対私達。友達になれるよね、
シンクロニシティ?双子の妹みたい。
てかお互いゆりだし、 えー
ダブルミーニング?」
私の顔を見てニコニコで伝える。
私は慌てる。
私は 「Siriです。ヨクワカリマセン
あ、あの子美尻です」
もうほんっとに頭が真っ白になりそう。
本当に怖がった。この子だって
耳栓してて、丁度いい声で喋るのに
私達に向けられる目線がほぼない。
声が大きいはず、、なのに。
ちゃんと聴こえる。
「クフフゥ…ゆりかわい」
なんだろう。この子。
百合が告げる。
「ゆりちゃんてさHSP?私も」
「え…」 何回か調べて、それかなってなって
調べるのをやめた、精神的なアレだった。
HSP 横文字多いの苦手だったけど
めちゃめちゃ共感できて
嫌だったからちょっとずつ性格を変えた。
畏怖っていうのかな。ヴィーナス?
全てが遥かに私より上手い
「ゆりちゃん握手しませんか?」
断る余儀もなく、「いいよ」と
手のひらを酌み交わす。
今まで触ってきたどの手のひらよりも
暖かかった。 そして私の頭の中に
この言葉がよぎる
【深淵をのぞく時、深淵もまた
こちらをのぞいている】
グレーのスーツに白のブラウス
黒のパンプスの彼女。
黒いセットアップに紫のブラウス
白いブーツの私。
—何かの契りのようだった
彼女の茶髪はセルフカラーだと
後から知るが、とてもサラサラで
とても美しかった あの日は
髪が真っ黒だったのに——-
友達でーきた。後でLINE教えてね♡
その後彼女は、わー!梅くん!
と少し垢抜けないがカッコつけた
スーツの男の子に手を振る
梅君?は「もうええてーー!」
結構。声が大きいし。
ツマンナ….って思った。
ビーーー、ご着席くださーいは
27回くらいは聞いたかな。
本当に耳栓は助かる。
式が始まった。長い。
説明が。長い。先生。
眠い。長い。眠い。てかうるさい!
えっ!高校生よりみんなガキじゃん!
はぁ…えっFラン? じゃないんだよね
一応。 男も女もぺちゃくちゃ
本当耳栓越しでも会話が
オモンナイ!うざっ!えーーー!
大学うざーーーーーーーーーー
え。百合ちゃん共感できるよね、えっ
えーーーー。百合ちゃん。爆睡してる。
ちょっといびき聞こえるーーーーーーーーー
何にも面白くない!ない!ない!
——
えー。ぽんぽん、みなさん静かにして頂けますでしょうか? はい。それでは
入学生の代表挨拶。 「石北 海斗君」
これが私のブザービーターだった。
「はい!!!!!!!!!!!!!!」
甲高くて、ハスキーな声に、笑いが聞こえたが
私は
【こんなに素敵な声を聞いた事がなかった】
彼は大ぶりチェックのスーツを着ていて
天然パーマ?なのかな、ネクタイが
黄色の蝶ネクタイだった。
足が細くて 靴がおっきい
まるでミッキーマウス
地獄耳が陰口を拾う中
私は彼に釘付けだった。
「あ、いたっ、なんか踏んだ。」
階段を少しずつ登る。
マイクをもらうとき、大袈裟に腰が低い
「あ、すいません、どうもあっ、こうやって
あっはい。え、あ、えもう喋っていい?
ですか、いくよ?えいっていい?」
もう、みんなの格好のまと。
発表のタイミング。
彼はマイクを両手で持っていた。
作文は覚えてきてるという
ジェスチャーのやり取りを察した
大きく息をすう、そして
「お前ら!!!!
せからしかあ!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なーーーんもきこえん!!!!!!!!!
先生の発言!!!!!!」
ビクッ!百合が起きた。
「びっくりしたぁ、、えーーーなに
あの子可愛い ああいう子いるんだ
めっちゃイケボ」
みんな、声やばwww
とか いしきたかいとくんだから
イシキタカイケイ
イシキタカイケイ とずっと続く。
私は痺れを切らした。
足を組んでいた。
私は一言
「うっせぇんだよ雑魚。」
まぁまぁおっきい。
結構、響いてた。 しーーんってなった。
石北海斗君のスピーチはテンプレだったのに
かみっかみだった。 声がみんなからは
変だった。 かみっかみでかすっかす。
一生懸命が伝わる。
今まで見たスーツの着こなしで
私の中でコレを超える完璧はなかった。
—以上が私からの挨拶になります
私泣いていた。
スタンディングオベーションを
…..本当はしたかった。
百合ちゃんはまた寝ていた。から
LINEを聞けなかったけど、
もう会いたくなかった。
海斗君は 代表挨拶だから
先生とかに式の後ずっと囲まれて
素敵なハイトーンのハスキーな声で
腰を低く
「はい!はい!あ、私はどうしたら
あ、わかりました!」
式の後、セットの撤去を勤しむ
彼を見た。 私は初めて恋をした。
性を感じる瞬間は割とあった。
コレが恋。
お兄ちゃんの発言が重なる。
「服が派手でイモい男を狙え」
彼の眉毛 ゴンブトのげじっげじ
なのに服がめちゃめちゃお洒落。
もう彼一択。彼とデートがしたくて
たまらない。。私はおどおどしてる
こはるを目視した後。ぽんと肩を叩く
「大丈夫だよ、見上げればもう!
大丈夫ほら!七色の橋!
やっと同じ空の下で笑えるね!」
とニッコニコでこはるに挨拶したら。
こはるは
「ゆりーーーー!!あんた
イケメンすぎーーーすきーー!
彼氏にしたいーーーー!!!!!」
私も目にいっぱいの涙が浮かんでた。
——ここで地獄耳
えっ同人誌?——-
——やばっ!ラノベ?ここ——-
帰りはAqua Timezの
虹を聴いて帰った スキップで
その後の再生サブスクは自動再生だから
しちゃかちゃな曲が続いて
違うと思ったらスキップ→
あ、これ!ってなるまでポンポンポン!
ってなったけど、立ち止まって
クロスフェイスとラルフの曲を
リピートでずっと聴いていた。
るんるんの入学式の後の
晩御飯は、外食だった。
焼肉なべしま。
流石、お兄ちゃん元ホスト
全部の采配がうますぎるる。
がヒモ気質
「父ちゃんーーここは出してーー」
父は「勿論!」というが
「ストップ!」と母。
「わーたーし!」現金で払って
母は五百円単位でお釣りが出たのに
全部募金した。
3人みんなで
「わーいけめーん」
焼肉美味しかった。本当に
焼き方がみんな上手い。
ちょっと赤いくらいが美味しい。
だけど、今日は少し怖かった。
網 墨 火 焦げ 肉 赤 網 網
変えてください。
深淵を除いてる時、またこちらも
百合ちゃんと握手をした
その時深淵を見た
—-ブラウスから覗く彼女の腕から
切り刻まれた跡がみえた—-
父が動かす車が走る
助手席は私。 隣の窓
黒い羽、ひらり ひらり
窓に当たった。また
青い砂に変わって宙に舞う
上え、上え、重力に逆らった
砂時計の砂のようだった。
———✳︎⭐︎⭐︎✴︎⭐︎⭐︎✳︎——
〜〜♫田舎の夜空の星と
工場地帯の煙の上と
羽と死神とおっさん
GAL 俺 ギャル〜〜⭐︎♫
ブァァサ…..
ブォオオオン ブオオオオン
「全!!」
「ヨルゥゥドンダケェ 背負い投げ」
——▶︎▶︎✳︎✳︎髃髃髃髃髃✳︎巴⭐︎⭐︎⭐︎
—————————夜
——「全お前なにがしたいんだ?」
「ヨル、俺さぁ結構タイプ♡じゃあ
ないんだよね。アサ…w
お子ちゃまだもん」
「全。お前は全てがわかる。
なのに、私はなにも分からない」
「ヨルよりもユリ
よりもブリ パンチラ
はい、パンチライン。
魔法陣完成。これは
助走 除草 序章。女装は
一回は女装とか ヨルも えっちかも」
「きみがわるい」——-
ワタシはさ。知らない事はないよ。
翔太。ゆり。 ヨールくん




