長期の仕事
「今回は少し長めの仕事だから頑張ってきてね。」
と白に渡された仕事を見ると
[勇者のサポート及び育成]
[期間 魔王討伐まで]
なんとも面倒くさい仕事だ。
「私がパッと行ってドーンじゃ駄目なのか?」
「すまんな、その国の伝説的に、勇者が魔王を倒さなきゃダメなんだと。」
「はあ、分かった、行ってくるよ。」
〜勇者パーティー〜
俺はシュン、黒髪黒目の日本人だ
よくある勇者召喚で呼ばれてきた。
図書館の古そうな本を開いたらこれだよ、
なんて日だ!
でもこれからは勇者として頑張らないと、、
そんなこんなで冒険者登録をしたら
「ねぇ貴方パーティーメンバー決まってる?」
女の子達に話しかけられた
「決まってないなら私達と組んでほしいんだけど、」
「別にいいよ。」
「じゃあ決まり!私はニア、職業は盗賊だよ、
でこっちが、」
「私ルナ、職業は僧侶、よろしくね!」
「僕はシュン、今から登録するから待ってて、」
「こんにちは、冒険者登録ですか?」
「はい、登録したいです。」
「ではここに手を」
パァっと水晶が光る、すると
「えぇぇぇぇ!!称号[勇者]!?
しかもステータスがかなり高い!凄いですね!」
周りから見られてる気がするし、ザワザワし始める。
「黒髪黒目だからもしかしてとは思ってたけど、
本当に勇者だったの?」
「ごめん、隠すつもりはなかったんだけど、」
「私達とパーティーになって良かったの?もっといいとこがあると思うけど。」
「いや、勇者だとわかって勧誘してきた奴らより、
最初から僕を誘ってくれた君達の方が信用できるよ」
「それならいいけど、あと一人欲しいんだよね、
魔法師。要するに魔法使いがね。」
この世界に来てもしかしてと思ったけど、
魔法があるのか、
「魔法師以外は魔法は使えないの?」
「使えるよ。でもやっぱ専門の方が心強いな」
「そうなんだ」
魔法師、誰かいい人がいればいいな。
〜〜〜
そんなこんなでやってまいりました。
冒険者ギルドに向かっていきます
今回はいつもの姿ではなく女性の外見で来ています
ある計画を実行するためにね
受付発見、では行くか。
そういえば、勇者パーティーが欲しそうな人材って知ってるか?
、、、
なるほど、
、、、
、、、
魔法師か、それにしよう
魔力と魔法適性を高めに調整して、
「すいません、冒険者登録したいのですが、」
「かしこまりました、ではここに手を置いて
ください。」
パァっと水晶が光る
「これは、凄いですね、ステータスが高い、
魔法適性と魔力が高い、すみませんが、ここに
魔力を流してください」
一枚の板を渡された。まあ流してみるか、
ピッピッピッピピピピパキンッッッ!
「あっすいません壊しちゃいました。」
「いえ、使い捨ての物なので構いませんが、
魔術適性有りとは、魔法師より魔術師になったほうがいいですよ。」
「魔術師?」「魔術師は、魔法師の上位職業ですよ。」
「ではそれで。」
「はい、最後にお名前を聞いても?」
「レイです。」「レイさんと、はい、登録完了です。」
「こちら冒険者証です、なくした場合ペナルティが付くのでご注意を、」
名前と冒険者証の話はなかったはずだが、
まあ勇者だったから飛んでたのか。
と思ってたら噂の勇者発見、作・戦・決・行。