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大学生活2年目⑤

~2003年冬休み迄②~


ライトサイドに戻る事を夢に見て、降り立った地、航空公園駅。

こぎれいな町ではあるが、何もない場所だった。


FRY君に駅についた事を連絡し、駅前に出て、一服した。

確か、到着した時間は19時半ごろだっただろうか。

あたりは大分暗くなっていた印象があった。


缶コーヒーを購入し、2本目のたばこに火をつけようとしたとき、FRY君が現れた。

もったいないので、一緒にたばこを吸い、FRY君の居城まで歩く。

区画整理され、計画的に作られた町なんだろうなあ、という事と、でかい公園があるな・・・だった。

FRY君は芸術肌だ。

料理を作る事が非常に上手で、高校時代もFRY君の家にいくと時々食べるものを作ってくれた。

これが非常にうまいのだ。

今回は、そんな彼の作る料理に期待し、何も食べずに、参上した。

居城につき、さっそく一留は口を開く。

「腹減った。」

そうするとFRY君から思いもしない言葉が返ってきた。

「え?食べてないの?」

「この周辺には食べ物屋もないしなあ・・・・困ったなあ・・」というと

日清のカップヌードル(醤油)を差し出してきた。

どうやらこれを食えという事らしい。

おいおい、話が違うぞ?(何も話はしていない)と思った一留は

「えーカップラーメンかよ」とお前が何かを作れ。という意味合いを込め、軽くジャブを放った。

そうるすると、またFRY君から思いもよらぬ返答が。

「俺だってそれくったんだよ。」

と、台所のシンクにはさっきくったであろう、カップヌードル(シーフード)が置いてあった。

(どうせならシーフードかカレーが良かったな)と思いながら、仕方ないのでお湯を入れて、カップヌードルを食べた。

おいしい手料理を食べ、心の洗濯を、と考えていたが、それができるのはまだ先らしかった。


さて、おいしいカップラーメンも食べ終わり、入浴の時間。

狭い一人暮らしの部屋の風呂に男二人で入浴・・・・なんてことはせず、一人ひとり別々に入った。

翌日は朝早くから行きたいところがあるらしく、9時に起きる予定らしいので、夜更かしはせず。

FRY君の大学の話を聞いて、やる気をもらい、少しきれいな心になったところで、就寝した。


翌日、予定通り朝9時に起床すると、さっそく家をでた。

朝食はコンビニのおにぎりを食べ、目的地へ向かう。

サービス精神旺盛なFRY君の事なので、どこか観光スポットにでも連れて行ってくれるのだろうと思って着いていった。

頭の良い、読者様はお気づきであろうが、連れていかれたのはなんとパチ屋だった。

どうにも、マッハGOGOGOの新装オープンらしく、一撃数千枚という夢を見たくて、パチ屋に行こうと決めていたらしい。

素人スロッター四天王(一留、SWTR君、MRYM君、FRY君)はギャンブラーとしての潜在能力はNo.1に秘めたまま、埼玉の地で一人ひっそりと力をため込んでいたのだ。

結局あの日(一留が初打ちをして勝利した翌日、この4人でパチ屋に出かけた日)にスロットデビューした4人は全員パチンカスに成り下がっていたのだ。

初打ちで勝利しようが、敗北しようが関係ない。

そこには金に汚い思いを抱いている男たちの欲望が渦巻いているのだった。


さて、問題の新装であるが、45分前についたことで、新装のマッハに座ることができた。

台に座って、タバコを吸いながらコーヒーを飲みながら、どんな台か調べようとしたとき、思い出した。

「この台ってAT+ストック機じゃなかったか?」と。

ATには抽選に受かれば入るかもしれないが、出玉のメイン契機であるボーナスってストック無いと放出されないのではないかと心配になり始めた。

その事をFRY君に話すと、紙一重で頭の悪い彼は、なぜか真顔で頷き、この忠告を無視。

せっかく並んで取った台という事と、周りの台が埋まり始めていたこともあり、結局そのまま打ち始め、二人仲良く天井まではまって、金がなくなり、昼過ぎには店を出た。

FRY君は「また負けたよ・・・ろくに買ったためしがない・・・」と嘆いており、

一留も「お前のくそ下らねえ欲にまみれた行動のせいで、使えるかねが大幅に減って、活動する気力が失せたわ。ライトサイドに戻るどころか、ダークサイドに寄ってしまった」

と心の中でつぶやいた。

店を出た後は、昼食にラーメンを食べて、航空公園前駅をあとにした。

結局ライトサイドに戻ろうと四天王のうち2人に会うも、二人ともパチンコダークサイドに闇深く落ちており、一留がライトサイドに転身することはかなわなかった。

そんな気持ちのまま、居城のある駅に着き、その日は、居城近くのちゃんぽん屋で九州ラーメン大盛(750円)を食べて、居城に戻った


その日の夜から、自分を学校へ行くために、常に学校に行かなければならないという気にさせながら、こんな生活もこれで最後・・・と自分に言い聞かせ

狂ったようにUOをプレイ、そろそろUOGではPKをして遊ぼうという話になり、キャラ育成をする事になった。

一留は、EIメイサー(メディ無し、レジ有り構成)を育成する事にし、この日から寝マクロを駆使し、キャラ育成をするのであった。


また、この頃、半年前くらいから、UO本家のメンバー(元敵対していた人間も含む)と、AOCをする事にはまっており、たまひよなどのAOC専門chに入りびたり、修行をしていたため、

寝マクロしながらAOCをするという事をよくやっていた。

が、一留はまったく強くならなかったが、AOCを始めた当初、リアルでもゲーム内でもDQN暴言男のSK君にボコられまくっていたが、勝てるくらいに腕前が上達したのはうれしかったことを覚えているが、

このことはライトサイドに一留を引き上げる要因にはなりえなかった。

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