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転生最強魔王の引退物語 ~最愛の部下と田舎でのんびり暮らしたい~  作者: 茶巾丸
第6章 ガンギルダ王国編

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67. またまたお風呂でハプニング発生!?

王子との打ち合わせが終わり、彼の計らいで手配してくれた宿屋に全員で泊まることになり、クラリスの案内で宿場までやってきた。


彼女に案内された宿屋は非常に豪華な装飾が施されており、入口からも恐らく高級貴族が利用するような綺羅びやかさを感じる作りで圧倒される雰囲気だ。


「なんかめちゃくちゃ豪華な宿だな…」


入口で来客を待ち構えていた美人の受付嬢が俺達を見るなり、来訪と歓迎の挨拶を告げカウンターより出てきてくれる。


「いらっしゃいませ、パルテ様御一行でございますね、ゼリウス王子よりお伺いしております、どうぞこちらに」


受付嬢が入口から左手側にある豪華な螺旋階段を上がり三階にある奥の部屋へとガイドしてくれた。

部屋の中はまるでホテルのスィートルーム並の綺羅びやかな装飾が施されており、寝室に備えてあるベットは、四人で寝ても十分な広さがあるキングサイズだ、その他の施設詳細についても彼女は教えてくれた。


「こちらと隣の部屋をご自由にお使いください、一階の食堂にてお食事を、同じフロアーに大浴場をご用意しております」


「え?大浴場があるの?」


「はい、特別に女性向けのお風呂をご用意しております」


とりあえず、この部屋は俺とリブラ&ライラで取るとして、隣の部屋にはヴァレリア、セレネ、マルガリータ、ヒルデで使ってもらうことにした。

全員に部屋割りを伝えてこれからの目的を告げて一階へと向かう。


「よーし!みんなで食事後にお風呂入るぞ!」


皆でまず食事を食べる事にした、食堂には、パンにシチューみたいな温かいスープとステーキみたいな肉料理が揃っており、この世界に来て見たこともない豪勢な食事に驚く、貴族って良いものを食べてるんだなと感じた。


ここまでとは言わないが村の人たちも一汁三菜いちじゅうさんさい位になるようには食生活をアップグレードさせたいな。

皆で食事を食べてながら色々思考を巡らせて、食べるのを終えた俺達は一旦部屋に戻りお風呂に向かうことにする。


リブラとライラは準備してから行くという事で俺だけ先に向かうことにして、大浴場の入口から中に入り着替えて皆を待つ。


脱衣所には姿見の鏡まで用意されていて自分自身の体が見れる。

誰もいないので洋服を脱いで裸になり女性になった自分を鏡で見てみた。

よく見るとかなりの巨乳で腰回りも括れてお尻辺りもキュッとしたナイスなスタイルだなと思う、これは男だったらほっとかないかもしれないなあ。


大浴場に来てみると大理石みたいな豪華な石材を使用した装飾と手前には更に洗い場まである。

そして三十人は入れそうな巨大な浴槽が用意されていて、まるで温泉宿の大浴場なみの広さだ。

周囲を見回すとまだ誰も来ていないようだ。


とりあえず体にお湯を流して先に湯船に入って待っているか。

しばらくすると脱衣所の方で声が聞こえてきた、恐らくリブラとライラが来たんだろう。


猛ダッシュで先に浴場に入ってきたのはリブラだった。

タオルも羽織らずいわゆる全裸の状態で俺にある事を大声で要求してくる。


「パルテ様聞きましたよ!ライラが一緒にお風呂に入って体を洗ってもらったって!ボクの体も洗ってください!」


なんだ、ライラお風呂の話をバラしちゃったのか。

二人だけの内緒にしておけばよかったのに。


「わかったわかった、後で洗ってあげるから軽く湯を流して入ってきな」


「約束ですよ!」


リブラは常備されている風呂桶にお湯を貯めて頭から流して準備している。

その後、遅れてライラも浴場へと入ってきた。

彼女は、リブラとは対象的に若干恥じらいを見せながらタオルのような布を体に巻いている。

うむうむ、ライラのこういった恥じらいはいいな。


三人で湯船に浸かっていたら次にセレネとヴァレリアが入ってきた。

セレネの体は均整の取れた肉体で若干筋肉質で腹筋も割れている。

ヴァレリアも似ているが彼女は元ドラゴンだけあって体格が一回り大きく胸のサイズも爆乳に近い巨乳だ。


そして最後にマルガリータとヒルデが入ってきた。

彼女らもどうやら恥ずかしいようで体にタオルを巻いて来ている。

魔法使いのローブに帽子と僧侶の顔を覆うフードで二人ともよく顔が見えなかったが両名とも幼くて可愛らしい顔立ちをしているな。


マルガリータはキツイ口調が特徴だったが顔立ちからはとても大人しそうな雰囲気を感じさせる少女だ。

腰まである長い茶髪に、体のラインもまだ未成熟な感じで大人になる一歩手前ってところか。


ヒルダは僧侶の割には意外にもしっかりとした顔立ちで、マルガリータより若干年齢が高めに感じるし、体つきも大人っぽい雰囲気がある。

お胸も布の上からだが、俺に匹敵するくらいのモノを持っていそうだ。

そんな事を考えていたら隣にいたライラが若干怖い雰囲気で俺に告げた。


「パルテ様…目付きがいやらしいですよ?」


ごく自然に確認していたが、みんなの体つきを見ていたことをライラに見破られ俺は慌てて否定した。


「いやいやいや!そんなことないぞ!」


「…本当ですか?」


ライラから問われているところ、対抗心を燃やしたのかリブラが抱きついて来て自身の胸に俺の顔を埋めて見るように促す。


「パルテ様はボクの体を見てれば良いんです!」


適度な大きさとふくよかな感じで、抱き心地がいい体型。

横目でライラの体つきを見てみると彼女のほうが胸も僅かに大きいし若干大人びている感じがする。


視線を感じたのか顔を赤らめながら、自分の胸元を手で隠して恥ずかしそうにしながらキツめの言葉で問い詰めてきた。


「パルテ様!やっぱりイヤラシイ目で見てますね!!」


三人のやりとりを見ていたマルガリータが何か疑問に思い、皆に質問を投げかけてくる。


「あ、あのう…どういう事ですか?パルテ様って女の人ですよね?もしかしてそっちの気があるとか…」


彼女の質問に対してまるで隠す様子も無くヴァレリアがあっさりと俺の正体を明かす。


「ああ、そういえば二人は知らないのか…聞いて驚け、パルテ様は今女性になってるけど昔は男の人だったんだよ、まあアタシは気にしてないがな」


「ええっーー!?」


マルガリータとヒルデは二人とも声が重なって驚き、そして自分の腕で体の大事な部分を隠して顔を赤らめながらこちらに視線を向ける。


「い、いや…今はもう体も心も女性だから問題ないだろ?ハハッ」


乾いた笑いを出しながら、まさか女の人の体に興味があってこっそりと見ていたなんて口が避けてもいえない。

ここは何かで誤魔化すしか無い、そうだリブラだ。


「じゃあ、ちょっと先にお風呂上がろうかな?リブラ体を洗ってやるよ」


「え!?行きます行きます」


洗い場に移動したところ何だか背後から嫌な感じがした。

音もなしに背後にライラが手を泡まみれしながら怖い表情で迫っていた。


「私達が先にパルテ様の体を洗ってあげますよ…」


そこにいた全員が俺の胸やらお尻やら泡まみれにして先に全身を洗われる。

なすがままにお風呂場で全身を洗われて俺の絶叫が響きわたった。


「いや、ちょっと待って、そんなところは!アーーーーーーーッ!」


正義の鉄槌なのだろうか、大浴場にいた女性たちに全身をくまなく触られ、そして洗われて女性みたいな叫び声が周囲一体に響きわたった。

月曜日は投稿お休みです。

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