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ラストデスティニーオンライン

「この世界は…楽しい。だからこそ気に入らない」


憂鬱な日々を送っていた

こんな日常壊れてしまえ

何度そう思ったかわからない

かといって…反抗することはできない

いや…する勇気なんかない

僕は…臆病者だ


「はあ…」

今日も1日学校を耐えた

あいつらにも見つからなかったし

僕[天童排世]は東京の高等学校に通う高校1年生

家は高校から少し離れた所に住んでいる

徒歩で20分位かな

「さっさと帰ろう…」

そう言って僕は帰路に付く


「なんだ?あの人だかり…」

帰り道にあるゲーム屋に人だかりができていた

新作のゲームでも発売されたのだろうか

まあ、ゲームにはあまり興味が無い素通りして帰るか

そう思い、帰ろうと思ったら列の中に見知った顔がいた

幸が不幸かそいつと顔が合った

「お!お前もこのゲーム買うのか?」

彼の名前は成瀬陽介。小学生の頃からの友達だ

「いや、通りかかっただけ。それに知ってるだろ?ゲームはあんま興味ないんだ」

僕の家にはインターネット環境はある。でも使うのは勉強中にわからないことがあった時くらいだ

「えーやろうぜー。今日出た新作俺が買ってやるからよー」

…何を言い出すやら

新作だぞ?いくらするのか知らんがそんな事できる程金持っているのか?

「なんでそこまでするんだ?買ってくれるのは嬉しいけど、俺まだやるとは言ってないよ」

すると陽介は少し苦笑して

「いや、お前さん学校で苦労してるだろ?ストレスもたまるだろうしさ、たまには気晴らしにでもどうかなってさ」

「…………」

どうしよう、泣きそうだ

最近は嬉しい事も楽しい事もなかった俺はとても嬉しかった

「おーい、おーい、排世?」

「ん、あぁ、なんだっけ」

「だから、俺がこのゲーム買うから一緒にプレイしようぜってこと」

この時、俺の選択は正しかった、と思う

この選択をしたおかげで俺は変わることが出来た

「ありがと、それでゲームのタイトルはなんて?」

「えっと確か、『LDO』ラスト デスティニー オンライン」


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